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2020年4月14日 (火)

マーラー 曲集/ワルター、コロンビア交響楽団、ニューヨークフィル他(SACD/CDハイブリッド盤)

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収録曲:
Disc1
1. 交響曲第1番ニ長調『巨人』コロンビア交響楽団
 録音時期:1961年

2. 歌曲集『さすらう若人の歌』コロンビア交響楽団
  ミルドレッド・ミラー(メゾソプラノ)
 録音時期:1961年

Disc2
3. 交響曲第2番ハ短調『復活』ニューヨーク・フィルハーモニック
  エミリア・クンダリ(ソプラノ)
  ウエストミンスター合唱団、合唱指揮:ジョン・フィンレイ・ウィリアムソン  
 録音時期:1957年、1958年

Disc3
4. 大地の歌 ニューヨーク・フィルハーモニック
ミルドレッド・ミラー(メゾ・ソプラノ)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
 録音時期:1960年

Disc4
5. 交響曲第9番ニ長調 コロンビア交響楽団
 録音時期:1961年

 ブルーノ・ワルター(指揮)

オリジナル・レコーディング・プロデューサー:ジョン・マックルーア、トーマス・フロスト
オリジナル・アナログ・マスターのトランスファー、リミックス、リマスター:アンドレアス・K・マイヤー

Disc5(通常CD/モノラル)
『ワルターの2つのポートレイト~ブルーノ・ワルター追悼 1876-1962』

『ブルーノ・ワルター80歳記念~アーノルド・ミケイリスとの対話』

ブルーノ・ワルターが、CBSコロンビアに録音したステレオ録音が全てSACDで発売され、このマーラー交響曲集で全て完結した。高音質で復刻されたLPレコードの方が良いものもあり、全てが両手を挙げて素晴らしいとは言い難いけれど、全部を通してみると、デジタルメディアの中ではやはり現時点で音質が良く、また、資料的にも優れたものだと思う。60年前のマスターから起こしたものなので劣化した部分やノイズなども多いものだが、心置きなくLPレコードを処分できるものも出来た。

今回のマーラー曲集の中では、やはり交響曲第1番ニ長調『巨人』の音質の良さに驚いた。あらためて初演者の指揮した第9番の終楽章に感動した。

それと同時に、やや音質がボケ気味で音楽的にももう少し引き締まった感じが欲しいと思っていた交響曲第2番ハ短調『復活』が、1957年録音の第4、第5楽章が1/4インチ幅のテープに2チャンネル録音されたもので、1958年に録音された第1~第3楽章までは1/2幅のテープに3チャンネル録音されていて、モノラルからステレオへの過渡期で、録音フォーマットの移り変わりによる難しいリマスターを余儀なくされたとリマスター・エンジニアのアンドレアス・K・マイヤーが内情を暴露している。過去のLPレコードやCDへのリマスターでもエンジニアは相当苦労したであろうこともわかる。実際、第1~第3楽章までと第4、第5楽章では雰囲気が異なるところまで、今回のリマスターSACDでは気付かされた。


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