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2020年7月10日 (金)

ブルックナー 交響曲 第9番/シューリヒト、ウィーンフィル(Testament Classics 180g重量盤)

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【曲目】
ブルックナー:交響曲第9番
[SIDE 1]第1楽章
[SIDE 2]第2、3楽章

【演奏】
カール・シューリヒト(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
1961年

1990年代後半頃にTestament Classics から限定復刻されたもので、入手してから20年以上が経つ。

演奏は、3種類あるEMI録音のシューリヒト/ウィーンフィルによるブルックナーの交響曲の中で最も優れたものだと思う。ブルックナーの最後の交響曲で、第四楽章は作曲できないまま亡くなった。亡くなる前に、第四楽章が完成出来なかったらテ・デウムを第四楽章としてとの生前の作曲者の言葉もあるが、この交響曲は三楽章で完結して演奏されても尻切れトンボのような感じがない。シューベルトの未完成交響曲と同じように、不思議な魅力を持っているブルックナーの未完成交響曲である。

このLPレコードの音質は、先日あげた、2020年5月発売の交響曲第8番よりも、低域の厚みがあって重厚な感じな音質であり、こちらの方が録音は古いが音質は優れている。Testament Classics は旧EMIで長年勤務していた人が立ち上げたレーベルで、旧EMIのクラシック音源をアビイ・ロードスタジオでカッティングし、EMIがプレスしていた工場でプレスしたLPレコードで、昔の英国プレスのLPレコードの音質に似た雰囲気があり、さらにワイドレンジで音の厚みもあってかなり良い復刻盤である。

なお、ブルックナー第8番のLPレコードが復刻されたのに合わせて、同じくTestament Classics からこのLPレコードも復活した。新しい復刻LPレコードのジャケットには、His Master's Voiceの犬ロゴが有って、オリジナルのジャケット・デザインを踏襲している。音質的に20年前の復刻盤と違いがあるのかわからないが、私は20年以上前に入手したレコードで満足しているので買っていない。

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現行発売のLPレコードのジャケット(Tower Recordsのサイトから引用させていただきました)

https://tower.jp/item/5044217/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%9A-%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC9%E7%95%AA

 


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