モーツァルト 弦楽四重奏曲 第19番「不協和音」、第17番「狩」/アウリン四重奏団(TACET SACD/CDハイブリッド盤)
1-4 弦楽四重奏曲 第19番「不協和音」KV.465
5-8 弦楽四重奏曲 第17番「狩」KV.458
アウリン四重奏団
録音:2017年
モーツァルト TACETレーベルから出ているSACDの「クラリネット作品集/アルトマン、鈴木優人&SWR交響楽団他」が思いの外良かったので、他のモーツァルトの曲のTACETのSACDを買ってみた。
モーツァルト クラリネット作品集/アルトマン、鈴木優人&SWR交響楽団他(SACD/CDハイブリッド盤)
http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-d7cd1c.html
演奏は、緻密で気品のあるアンサンブルで全く淀みが無い。それでいて分析的に過ぎる事もなくモーツァルトらしい活き活きとした音楽が奏でられている。音質的にも非常によく、楽器の音が鮮明な上に残響も自然。これだけ良ければ、アウリン四重奏団のTACETのモーツァルトのSACDは全て欲しくなってしまう。
このSACDは5.1ch対応であるが再生環境が整っていないので、2chのSACD層と通常のCD層を聴いてみた。CD層を聴いただけでもInspiring Tube Soundというキャッチフレーズに相応しい美しい弦楽器が聴けるが、SACD層だとそれがさらにキメ細かく滑らかでより際立つ感じである。とても音質の良いソフトだと感じた。
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