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2020年11月17日 (火)

モーツァルト クラリネット作品集/アルトマン、鈴木優人&SWR交響楽団他(SACD/CDハイブリッド盤)

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Track 1-4
クラリネット五重奏曲 イ長調 K. 581
ディルク・アルトマン (クラリネット)
ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ

Track 5
夕べの想い K. 523 (クラリネットとピアノ編)
ディルク・アルトマン(クラリネット) 鈴木優人 (ピアノ)

Track 6
クローエに寄す K. 524 (クラリネットとピアノ編)
ディルク・アルトマン(クラリネット) 鈴木優人(ピアノ)

Track 7-9
クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622
ディルク・アルトマン(クラリネット)
南ドイツ放送交響楽団のメンバー 鈴木優人(指揮)

録音:2018年

独奏クラリネットはモーツァルトが意図したとおりのバセット・クラリネットによって演奏されている。クラリネット五重奏曲のルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズは、第一ヴァイオリンが白井圭、チェロが横坂源という名手で、ソリストとしても有名な人達で構成されている。クラリネットと弦楽器が見事に溶け合ったとても素晴らしいアンサンブルである。

歌曲を編曲しクラリネットとピアノで演奏した2曲は、あたかもクラリネットが歌っているようで、またピアノがフォルテピアノだということもあり、クラリネットの渋い音色にピアノが寄り添うような伴奏である。

クラリネット協奏曲では、モーツァルトの時代のスタイルのように協奏曲の指揮をフォルテピアノを演奏しながら指揮している。オーケストラは古楽器ではないのにノンビブラートで弾かれていて、古楽器のようにも聴こえる。やはりピアノは現代ピアノではなくフォルテピアノが使われて指揮者が弾いている。こちらも素晴らしい演奏だ。

音質は自然で素晴らしい臨場感が味わえる。弦楽器や木管楽器の音色の再現性の良いソフトだ。CD層も高音質だがSACDはさらに素晴らしい。私は通常の2chステレオで聴いているが、SACDは5.1chでも聴ける仕様のディスクである。

TACETというレーベルの録音エンジニアはINTERCORDという今はないレーベルで録音をしていたエンジニアらしい。録音マイクにはノイマンのヴィンテージ真空管コンデンサ・マイクが使われているらしく、それも音色の再現に大きく寄与しているのだと思う。最先端のハイレゾ録音に60~70年前のマイクロフォンが使われているというのは興味深い。


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