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2021年1月22日 (金)

フロトー 歌劇「マルタ」から 夏の名残の薔薇/ルイザ・テトラッツィーニ(SP盤)

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このSP盤は、1911年のアコースティック録音のもので、アメリカRCAビクターの片面盤88308と同じメタル原盤で作られた12インチ英国HMV盤。これも片面盤で裏面に楽曲は入っていない。このように、レーベル面に針で付けた円周状の白い傷がある。製造発売されてから100年以上経過しているものだ。しかし、ちゃんと再生させ普通に聴くことができる。

手書きで85SPEEDの85を消し90と記されている。前の所有者が書いたものだと思う。実際、この盤を普通に78RPMでかけるとかなりピッチが低く遅い歌だと感じる。

蓄音機には速度調整のレバーがあって大凡、70~90RPMくらいまで可変できるようになっている。特に、1925年以前のアコースティック録音のSP盤には78RPMから大きくずれた盤が結構ある。電気再生させる場合も、78RPM固定ではなく、スピードを大きく可変できる方が好ましく、90RPMだと約+15.3%、70RPMだと約-9%回転が違う事になる。ゆえに、78RPMが回せて±16%可変が出来るSL-1200MK7、SL-1200GR、SL-1200Gはこのような様々な回転数に対応できるので、SP盤の電気再生用として絶好でとても使いやすい。

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SL-1200GAEでこの盤を演奏している写真。

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SL-1200GAE スピード調整2倍のボタンを押し、+8近くまでフェーダーを動かして約90RPMで再生している状態。使用カートリッジはAudiotechnica AT-MONO3/SP

ルイザ・テトラッツィーニ(1871~1940)は19世紀末から20世紀初頭に活躍した人で、ガリ=クルチが出現する前の当時最高のコロラチューラ・ソプラノだった。そして、アコースティック録音のSP盤を結構残した。レパートリーは広くなかったが、とてもかわいい声で魅力的である。容姿は丸々とした小肥りのおばちゃんだったらしい。


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