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2021年2月16日 (火)

モーツァルト「後宮からの誘拐」全曲/フリッチャイ、ベルリン放送交響楽団 他

Mozart

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モーツァルト「後宮からの誘拐」
コンスタンツェ: マリア・シュターダー [Beate Guttmann 台詞]
ブロンデ: リタ・シュトライヒ
ベルモンテ: エルンスト・ヘフリガー [Sebastian Fischer 台詞]
ペドリーロ: マルティン・ヴァンティン [Wolfgang Spier 台詞]
オスミン: ヨゼフ・グラインドル
セリム: ワルター・フランク

 ベルリン放送交響楽団、同室内合唱団
 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 録音:1954年(モノラル)

古いモノラル録音の2枚組LPレコードであるが、音質はかなり良くて左右に広がりが無いだけで、気持ちよく聴ける。むしろこの時期の録音としては優秀録音だと思う。
台詞は若干簡略化され、しかもシュトライヒとグラインドル以外の主要な役では台詞が他の役者さんが演じていて、歌と台詞が別の人になっている。歌手陣は粒ぞろいでシュターダーのコンスタンツェは清楚で気品があり、シュトライヒのブロンデもチャーミングで魅力的。男声陣も良い。フリッチャイの統率は見事で録音がモノラルでなければもっと評価が高い演奏だと思うし、この録音だけでも私的にフリッチャイの指揮者としての評価は高い。後宮からの誘拐は、クリップス盤、ベーム盤など他に名盤があるが、フリッチャイ盤も未だ輝きを失わない名盤だと思う。

Mozartcd

これは1990年代に発売された復刻CD。これを聴いても音質の良さはある程度わかる。クラシックの古い録音の有名なものはSACDになったりハイレゾで復刻されたりするが、この音源は出ないだろう。それゆえに、オリジナルに近いLPレコードでCDを上回る音質で聴けるのは、LPレコードの存在価値が高まる。

なお、LPレコードにもCDにも指揮者と主要な歌手の写真はあるが、LPレコードのものとCDのものは写真が異なる。また、LPレコードには有ったワルター・フランクの顔写真が復刻CDのリブレットでは省かれている。この復刻CDには、「エクスルターテ・ユビラーテ」マリア・シュターダー(ソプラノ)も収められている。


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