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2021年4月23日 (金)

ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲/トスカニーニ、NBC交響楽団他

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 リチア・アルバネーゼ(S)
 ヨハンネ・モレラント(S)
 マクシーヌ・ステルマン(MS)
 ジャン・ピアース(T)
 ジョン・ガリス(T)
 ロバート・メリル(BR)
 ジョージ・チェハノフスキー(BR)
 ポール・デニス(BS)
 アーサー・ニューマン(BS)

 NBC交響楽団&合唱団
 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

 録音:1946年12月(モノラル)

ここ数日、古いオペラ全曲盤を次々聴いている。これはそのうちの1組。元々は放送用として録音されたもの。トスカニーニの指揮は歌うようにと言われるが、この録音ではトスカニーニが歌っているのが聴こえる。しかもかなり大きな音であるからかなり目立つ。隅々まで行き届いた指揮ぶりではあるがこのオペラの劇性、叙情性をとことんまで突き詰めたような指揮ぶりで素晴らしい。

また、タイトルロールのアルバネーゼの歌も良い。私の感覚では戦前から1950年代に活躍した昔の歌手というイメージで、実際その通りだと思うが、長生きして亡くなったのは2014年、数年前まで生きていた歌手である。彼女は最上のヴィオレッタを歌っており、この録音が1946年の古いものなのに未だに名録音と言われる理由の一つだろう。録音状態も思ったほど悪くない。

この録音の直前のリハーサル集も発売された事があるが、それはそれでトスカニーニの求めるものが何だったのかを知る上で大変に参考になるし、オーケストラの響きはリハーサルの方が良いかも知れない。しかし、歌手の本気度は本番のものでなければ駄目だ。


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