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2021年8月17日 (火)

ベートーヴェン 交響曲第5番、第1番/ワルター、ニュヨーク・フィル

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ベートーヴェン:交響曲第5番
【録音】1950年

ベートーヴェン:交響曲第1番
【録音】1947年

ブルーノ・ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック

ブルーノ・ワルター: ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション (77CD)の中の1枚。

コロンビア交響楽団とのステレオ録音と比べると、情熱や覇気がありアンサンブルも整っている。最晩年のステレオ録音の方がゆったりと慈愛に満ちた表現だと言えると思う。この2つの録音はいずれもSP盤用のアセテート盤による録音で、盤起こしによる周期的なティック音も聴こえる。スクラッチノイズは少ないが無理に消さずに残されていて、楽音の微細な音まで削ぎ取られるのを防いでいる。

ブルーノ・ワルターのベートーヴェンの交響曲はモノラルで録音されたものは、1953年に録音された第九の第四楽章以外は全てSP盤用のアセテート録音であるが、何れもリマスターが成功していて、とても1940年代の録音とは思えないほど良い音質で復刻されている。

また、演奏面ではオーケストラがニューヨーク・フィルハーモニックであることもあってか、アンサンブルの統率に優れ、若々しく引き締まった演奏が多い。音質が良くなった事で、コロンビア交響楽団とのステレオ録音とは違う魅力を再発見出来たのは僥倖であった。


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コメント

初期のものでは第3、第5が再録音されているのに第8だけは1942年の古いものを使っていること、第6だけがフイラデルフイアとの録音であることが謎ですが、いろいろ事情があったのでしょう。この旧全集が音質向上したのは大歓迎です。

投稿: yositaka | 2021年8月17日 (火) 11時10分

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