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2021年11月19日 (金)

ムソルグスキー 展覧会の絵 禿山の一夜/バーンスタイン、ニュー・ヨーク・フィル(180g重量盤LP)

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モデスト・ムソルグスキー 
展覧会の絵(オーケストラ編曲:モーリス・ラベル)【録音:1958年】

禿山の一夜(オーケストラ編曲:ニコライ・リムスキー=コルサコフ)【録音:1965年】

レナード・バーンスタイン(指揮)ニュー・ヨーク・フィルハーモニー管弦楽団

演奏は熱血型の演奏で、「展覧会の絵」は同じ時期の録音のエルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団のような色彩感に溢れたものではない。しかし、若干一本調子ではあるが情熱的で若々しさに溢れていて、これはこれでなかなかの演奏だと思う。「禿山の一夜」も同様。

「展覧会の絵」は、1958年 ニュー・ヨークのセント・ジョージ・ホテルでのセッション録音。ステレオ録音の初期にアメリカ・コロンビア・レーベルはこのホテルのフロアでニュー・ヨーク・フィルの録音をしたことがあり、バーンスタインの指揮のものだとストラヴィンスキーの「春の祭典」、ブルーノ・ワルターの指揮では、シューベルトの「未完成交響曲」がここで行われた。名演奏、名録音の多い場所であった。

ERMITAGEという復刻レーベルが発売した180g重量盤のLPレコードだが、ステレオ録音のはずであるが左右の広がりが無くモノラルのように聴こえる。念のためプリアンプをモノラルモードにして聴いてみたが、ほとんど同様に聴こえるので、このLPレコードはモノラルか疑似モノラルであると判断した。「禿山の一夜」も同様に左右の広がりが無い。

そこで、「レナード・バーンスタイン・エディション」という80枚組CDボックスセットから、当該の音源を引っ張り出してきて聴いてみた。CDの方は左右に広がりがあり正しくステレオ録音である。また、このセットのこのCDはかなり音質が良く前後に厚みも感じられて、このLPレコードの音質を総合的に上回る。1枚あたり約250円のCDの方が音質が良いのであれば、わざわざ面倒なLPレコードを聴くのだからそれなりに音質が良いなどのメリットが無ければ存在意義はない。この180g重量盤のLPレコードで聴く意味はあるのだろうかと感じた。このレコードは早晩、中古盤屋行きである。

CDを購入した場合も音質の当たり外れはあるが、同一音源のものであれば大きな違いは無い。しかし、LPレコードの場合は、かなり違いがあり当たり外れは大きい。現在は、アナログレコード・ブームで新譜もかなりの数発売されるが、良いものもあれば良くないものもある。このLPレコードは盤質は良いが音質はさほど良いとは思えない。また、輸入盤だとものによっては新品なのにプレスが悪く最初から酷いノイズが乗っていたりするものもある。特にアメリカ・プレスのものに多い。

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