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2021年11月 9日 (火)

ショパン ピアノ協奏曲 第一番 (第18回ショパンコンクールの日本人の演奏と愛聴盤)

先月、第18回ショパンコンクールがポーランドのワルシャワで行われた。一次~三次選考を通過して最終選考に残るだけでかなりの難関であるが、日本人が18人エントリーし最終選考の12人の中に2人が残り、2人共に入賞を果たした。過去には、中村紘子さんが4位、内田光子さんが2位など、入賞した日本人はみな有名な人ばかりだ。また、演奏がユーチューブで観ることができるのも良い時代になったと感じる。

反田恭平さんの演奏。素晴らしい! オーケストラがソリストに操られているように感じるほど。スタンディング・オベーションの観客がかなり居た。2位になるのも納得。

 

4位の小林愛実さんの演奏。弱音が美しく響く。特に第2楽章が良かったと思った。

 

ユーチューブで、ショパンコンクールを観たあと、自分の持つ愛聴盤を3枚ほど聴いてみた。

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アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ) 
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー(指揮)
ロンドン新交響楽団
【録音:1961年】
ルービンシュタイン74歳の時の演奏。ショパン弾きの権威の余裕綽綽の大家らしい演奏。
録音は古いけれど、録音はDECCAレーベルのチームが行い、レコーディング・エンジニアはケネス・ウィルキンソン。オリジナル盤という事もあり、この3つのレコードの中で一番鮮明で高音質。この3つのレコードの中で最もスタンダードな演奏。SACDでも持っていて、そちらもかなり音質が良い。

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サンソン・フランソワ(ピアノ)
ルイ・フレモー(指揮)
モンテカルロ国立歌劇場交響楽団
【録音:1965年】
テンポが変化し、洒落た感じの演奏。個性が強く悪く言えばワインをひっかけて酔っぱらったような演奏。でも、数あるこの曲のレコードやCDの中で一番好きな演奏である。しかし、このテンポの変化の多い洒落た演奏が現代のショパンコンクールだったなら許されるだろうか?CDでも持っているが音質は良くない。このフランスEMIのLPレコードの方がずっと良い音質で聴ける。オリジナル盤は高価。これは1970年代後半のプレスのもの。

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マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ヴィトールド・ロヴィツキ(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー交響楽団
【録音:1965年】
1965年のショパンコンクールでのライヴ録音。極めて情熱的で炎のように燃えている演奏。ミスタッチもあり粗削りな所もあるがそんなのは気にならない。会場での聴衆を虜にしてしまった名演奏。後年、スタジオ録音された何れの演奏よりもアルゲリッチらしいもので唯一無二だ。このLPレコードは、1993年に限定プレスのLPレコードとして発売されたもの。それ以前に発売された同じLPレコードを持っていて聴き比べたが、このLPレコードの方が音質が良くかなりの差を感じた。

ショパン ピアノ協奏曲第一番は、ショパンの曲の中で一番有名なものだろうと思う。
いろいろな名ピアニストの演奏を聴くのも様々な解釈が楽しめて宜しい。


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