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2021年12月 3日 (金)

ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第2番、ソナタ第14番「月光」/バックハウス、シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィル

Swscan00722

ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第2番
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
【録音:1958年】

ウィルヘルム・バックハウス 74才の時の演奏。

LPレコードの時代、バラ売りされたバックハウスによるベートーヴェンのピアノ協奏曲のステレオ盤は、英国DECCAと米国LONDON盤はどちらも同じ英国のプレス工場で製造されていたが、カッティングの余裕が違っていて米国LONDONの方が音質で有利である。英DECCA盤では第1番と第2番は1枚になっていて米LONDON盤に比べカッティングの余裕がない。

英国DECCA 
SXL2178
SIDE 1 第1番
SIDE 2 第2番

米国LONDON
CS6099
SIDE 1 第1番 第1楽章、第2楽章
SIDE 2 第3楽章、 ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」

CS6188
SIDE 1 第2番 第1楽章、第2楽章
SIDE 2 第3楽章、 ピアノ・ソナタ第14番「月光」

手持ちには、第1番 CS6099は1960年頃の初期プレスのものを持っていたのだが、第2番 CS6188は1970年代以降のプレスの再発盤で、この両者にかなりの音質の違いがあったので初期プレスの第2番 CS6188を探していたが、最近やっとリーズナブルな値段で入手できた。

レコード盤のレーベルは以下のように異なる。

1960年初め頃のレーベル 盤も厚くてやや重い。

Img_20211202_0001

1970年代のプレス 盤は薄くなりやや軽い。レーベル内に溝が無い。
Swscan00721

ジャケットの裏もこのように違う。水色(blue back)なのが1960年代初めごろのもので、1963年頃以降では白くなる。

Dsc_0240_20211202140501

音質はかなり異なり、初期盤の方が音の厚み、楽器の音色に優れている。また、ピアノ・ソナタ第14番「月光」の音質も初期盤はより鮮明で、CDを聴くと、曇りがありもやっとした感じがより気になってしまう。1970年代の再発盤はFレンジは伸びているが、音の厚みが薄くなり弦楽器の質感が明るくなって若干不自然に感じる。拙宅ではザンデルリンク/ドレスデンのブラームスは再発盤の音質はとても良くて初出盤でなければとは思わないが、ピアノ協奏曲第2番、ソナタ第14番「月光」では1970年代の再発盤でもCDよりは良い音質で聴けるとはいえ、LPレコードの初期盤と再発盤の音質差は大きいと感じる。初期盤に人気がある理由がよくわかる。


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