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2022年4月 8日 (金)

ドニゼッティ 歌劇「ファヴォリータ」/エレーデ、フィレンツェ音楽祭o.他(DECCA MONO初期盤LXT5146/8)

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3枚組ではあるが、1枚ごとのバラのジャケットで、同じデザインではあるが、LXT5146はジャンニ・ポッジ、LXT5147はジュリエッタ・シミオナート、LXT5148はエットーレ・バスティアニーニの写真が使われている。ジャケット裏には1-56の表記があるので1956年製。Stereoで録音されたのに英国では最初はMono盤しか発売されず、Stereo盤が出たのは1960年代後半になってからで、Ace Of Diamondsレーベルの廉価盤だった。アメリカでは録音後すぐにMono盤が発売され、1959年にStereo盤も発売(OSA1310)された。

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外溝橙色銀文字のオリジナル・レーベル。No.1の裏面はNo6、No.2の裏面はNo.5、No.3の裏面はNo.4となっていて、オートチェンジャーカットの3枚組である。

ジュリエッタ・シミオナート  (メゾ・ソプラノ)
エットーレ・バスティアニーニ (バリトン)
ジャンニ・ポッジ (テノール)
ジェローム・ハインズ (バス)
ビチェ・マグナーニ(ソプラノ)
ピエロ・デ・パルマ (テノール)

フィレンツェ音楽祭合唱団 
フィレンツェ音楽祭管弦楽団 
アルベルト・エレーデ (指揮)
【録音】: 1955年

改めて聴いてみて、シミオナートのレオノーラ、バスティアニーニのアルフォンソ王が素晴らしいのは当然だけれど、フェルナンド役のジャンニ・ポッジの歌は良い。古い歌い方なのかも知れないが、本当にイタリア的で、こんな歌い方をする歌手が現代に居たら、かなり人気が高いだろうと思う。この盤は次から次へ歌声の協演という感じで、録音も声を優先してしっかり録音されるようになされている様に感じる。ステレオのCDと比べて聴くと、より声が全面に出てきて艶やハリのある音質であり、歌声を楽しむのであれば、CDよりこのLPレコードの方が良い。

 

これは1990年代に発売されたCDのジャケット。このCDも録音年代を考えたら充分に楽しめる音質ではあるが、音の鮮度はMono初期盤の方が優れる。

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ネット検索したら、この音源のCDは今は現行盤では販売されていない。残念なことではあるが、オペラをCDで聴こうという人が少ないのであろう。


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