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2022年5月27日 (金)

イエロー・サブマリン/ビートルズ(Deagostini盤と国内盤LP)

イエロー・サブマリンは、ビートルズの13枚の正規発売のアルバムの中で微妙な位置にある。その理由は、SIDE2がビートルズのメンバーが全く関与していない管弦楽による曲であるのと、SIDE1についても6曲のうちの2曲(イエロー・サブマリン、愛こそは全て)はすでに発売されていたアルバムやシングルレコードからのものであり新曲は4曲しかないこと。なので、ビートルズのアルバムでこれだけはチャート1位にならなかったし、13枚のアルバムで評価をするとなれば、このアルバムが最低だとする人が多いと思う。なので、私も、めったにこのアルバムは聴かない。漸く、1979年頃買った国内盤と2017年のDeagostini盤を比べてみた。

Deagostini盤のジャケット(NOTHING IS REALの表記がある)下の方の色がグレーっぽい
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 1979年頃買った国内盤のジャケット(NOTHING IS REALの表記がない)下の方の色がブルーっぽい
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Deagostini盤の レーベル 濃くダークな感じ
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1979年頃買った国内盤の レーベル 明るい感じ
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Deagostini盤の 中に入っていた絵入りの内袋、国内盤には付属していない
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1.イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)

2.オンリー・ア・ノーザン・ソング(Only A Northern Song)*

3.オール・トゥゲザー・ナウ(All Together Now)

4.ヘイ・ブルドッグ(Hey Bulldog)

5.イッツ・オール・トゥ・マッチ(It's All Too Much)*

6.愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)(All You Need Is Love)

 作詞・作曲:Lennon/McCartney *Harrison

SIDE1は、多くのビートルズ・マニアからの評価が沢山あるので割愛する。

 

SIDE2収録曲

1.ペパーランド(Pepperland)
 作曲・編曲:Martin

2.シー・オブ・タイム(Sea Of Time)
 作曲・編曲:Martin

3.シー・オブ・ホールズ(Sea Of Holes)
 作曲・編曲:Martin

4.シー・オブ・モンスターズ(Sea Of Monsters)
 作曲・編曲:Martin

5.マーチ・オブ・ミーニーズ(March Of The Meanies)
 作曲・編曲:Martin

6.ペパーランド・レイド・ウエイスト(Pepperland laid waste)
 作曲:Lennon/McCartney 編曲:Martin

SIDE2は、単に映画のサウンド・トラックとしてではなく、曲自体が面白いし、オーケストレーションも様々な工夫がなされている。ペパーランド(Pepperland)ではピアノが効果的に使われ、シー・オブ・タイム(Sea Of Time)ではシタールがエキゾチックな効果を出している。シー・オブ・モンスターズ(Sea Of Monsters)では、バッハのG線上のアリアのフレーズが引用されたりする。マーチ・オブ・ミーニーズ(March Of The Meanies)では、さながら20世紀の現代音楽っぽい感じもある。ペパーランド・レイド・ウエイスト(Pepperland laid waste)では、イエローサブマリンのフレーズがオーボエで奏でられ、なかなか良い。全体的にはうきうき楽しい感じで近代のライト・クラシック音楽のような感じであり、プロデューサーとしてのジョージ・マーティンの力量がわかる。

音質は、はっきりDeagostini盤の方が良い。特にSIDE2は差が大きい。管弦楽の音色やピアノ、シタールの音の切れはDeagostini盤の方が良く鮮明な音質で聴ける。気になるノイズも殆ど無い。デジタルのマスターから作られたから魅力がないというのは嘘ではないかと思う。国内盤は処分しようと思う。Deagostini盤は将来プレミアムが付いて価値が高くなる事は無いと思うが、聴くだけなら価格に対する満足度は高い。


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