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2022年6月24日 (金)

ヴェルディ:歌劇『運命の力』全4幕(1869年改訂版)/シノーポリ、フィルハーモニア管他

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ホセ・カレーラス(テノール:ドン・アルヴァーロ)
ロザリンド・プロウライト(ソプラノ:レオノーラ)
レナート・ブルゾン(バリトン:ドン・カルロ)
パータ・ブルシュラーゼ(B:グァルディアーノ神父)
ホアン・ポンス(Br:フラ・メリトーネ)
アグネス・バルツァ(メゾソプラノ:プレツィオシッラ)、他

フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

【録音】1985年

この3枚組CDは発売された当時の輸入盤で、付属の解説書はLPレコードとCD共通である。

1980年代のデジタル初期の時代の名演奏。2013年のヴェルディ生誕200年記念でユニヴァーサルから発売されたヴェルディ全集(75CD)のボックスにも、この演奏が収録されている。

ジュゼッペ・シノーポリの音楽造りは、緊張感があり劇性に富んでいて、ある意味、イタリアのカルロス・クライバーのようだった。この「運命の力」はその個性が活かされつつ明快で淀みがない。歌手の水準は1955年録音のフランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ盤とは大きく劣るのは仕方ないのだが、指揮者シノーポリの才能とその音楽性を充分に堪能できる。

キャストは揃っており、特にレナート・ブルゾンやホセ・カレーラスなど男声陣が良い。女声陣はレオノーラ役のロザリンド・プロウライトがもっと良かったら文句を付ける所は無い。

音質は、ドイチェ・グラモフォンの1980年代半ば初期デジタル録音のオペラ全曲録音として水準をいくもの。可も不可もない。なお、この古い盤と2013年のヴェルディ全集(75CD)と比べると若干音質は異なり、この古い盤はやはりFレンジが狭く感じるが、その代わりに実在感みたいなものは優れる。


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