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2022年6月28日 (火)

リムスキー=コルサコフ シェエラザード他/プレヴィン、ウィーンフィル(EsotericSACD/CD)

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収録曲

リムスキー=コルサコフ シェエラザード 【録音】1981年 デジタル
ムソルグスキー 組曲:展覧会の絵(ラヴェル編)【録音】1985年 デジタル

アンドレ・プレヴィン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

2022年6月に発売になったEsotericSACD/CDハイブリッド盤の1枚。

この時代のPhilipsレーベルのシェエラザードだと、キリル・コンドラシンがアムステルダム・コンセルトヘボウを振ったアナログ最末期の音源を真っ先に思い浮かべる。コンドラシンのは白熱した名演奏である。このプレヴィン/ウィーン・フィル盤は、しなやかで緻密、全てがスムーズで自然に演奏されている。中庸を行っている感じで、恣意的な個性は無い。独奏ヴァイオリンは、コンサート・マスターのライナー・キュッヒル。芳醇な美しい音色が良いが、もっと荒しい感じがあっても良い曲ではある。

2曲ともにアンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団のものやロシアのオーケストラのものは、もっとえげつなくダイナミックな演奏のものが多いが、粗さが目立つものも多い。

「シェエラザード」、「展覧会の絵」共にウィーン・フィルの初録音だったもので、これだけ有名な2つの曲がこれまでにウィーン・フィルの録音が無かったのが以外だ。

旧Philipsレーベルによる初期のデジタル録音なので44.1K/16bit時代のものだから、データだけで言えばアップコンバートしてリマスターされた偽レゾである。しかし、初期デジタル音源にありがちなガサついて乾いたような音質ではない。最新の録音に比べれば聴き劣りするのは否めないもののSACD層はしなやかさと潤いに満ちたスムーズで優秀な音質である。


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