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2022年8月19日 (金)

アンコール!ヴァイオリン愛奏曲集/五嶋みどり(SACD/CD)

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これは、随分前に出たSACD/CDハイブリッド盤。「五嶋みどりのアンコール!」は、1992年の録音で、発売当初からの愛聴盤であった。SACD/CDハイブリッド盤は2000年以降になって発売されたもの。

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こちらは、2012年頃発売されたBlu-spec CD2盤。Blu-spec というのはブルー・レイ・ディスクの製造技術を使って、ビット整型をきちんとしポリカーボネート樹脂もブルー・レイ・ディスクと同じものを使用したCDで、通常のCDプレーヤーでかけられるもの。

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こちらは、1990年代前半の初出の米国盤のCD。発売された当時は日本でプレスされた国内盤よりも音質が良かった。

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この3種のディスクの音質を比べると、SACD/CDハイブリッド盤のSACD層が一番音質が良いが、Blu-spec CD2盤との差はあまり大きくなく、これならBlu-spec CD2盤で充分じゃないか、と感じる。Blu-spec CD2盤もSACD/CDハイブリッド盤もDSDでリマスターされなおされていて、いずれも初出の米国盤より音質が改善されている。ただし、元のマスターがハイレゾで録音されていないので、CDの約4倍データ量というSACDの優位性が発揮されず、凄く良いというまでになっていない。

体感的に、SACD/CD盤のSACD層 ≒ Blu-spec CD2盤 > 米国初出盤という感じ。何でもかんでもSACDやハイレゾが良いというわけではない。SACDはきめ細かくなるが、それはBlu-spec CD2盤でも感じられDSDリマスターの効果が現れている。

CDと比べて圧倒的にSACDの音質が良いなと思うものは、アナログ録音時代のクラシック音楽やアコースティック楽器をマイクで録音したもの、そしてDSD方式で録音された新しいものに多い。こういったものはSACDが有れば、SACDで聴きたいと感じる。

だが、SACDとCDを比べて、これならCDでも良いじゃないかというのもある。CDと同じスペックで録音された時代のものはSACD化されたもので凄く良い音質になったものは少ない。また、ポップスで電子楽器を多用したものもSACDやハイレゾにしても優位性が出にくいものが多いと感じる。

拙宅の場合はセパレート型のSACDプレーヤーを使い、CDを聴く時にはCD専用トランスポートを使ってSACDと同じDAコンバーターを使っているので、余計に差が出にくい。また、SACDと同じDSDファイルをパソコンを使って同じDAコンバーターを使って再生して比較すると、きちんとしたSACDプレーヤーでSACDを再生した方がずっと音質が良い。これらを考えると、いまだに高級なSACDプレーヤーが各社から発売されている意義や理由がわかる。


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