« ビゼー 歌劇『カルメン』全曲/ビーチャム、フランス国立放送o.他(SACDシングルレイヤー) | トップページ | Paco De Lucia with Guest Chick Corea Live In Tokyo 1981/パコ・デ・ルシア »

2022年9月23日 (金)

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」/ジュリーニ、フィルハーモニア管他(SACDシングルレイヤー)

Img_20220922_0001

エーベルハルト・ヴェヒター(ドン・ジョヴァンニ)
ジョーン・サザーランド(ドンナ・アンナ)
ジュゼッペ・タッデイ(レポレッロ)
ゴットロープ・フリック(騎士長)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ドンナ・エルヴィラ)
ルイジ・アルヴァ(ドン・オッターヴィオ)
ピエロ・カプッチッリ(マゼット)
グラツィエラ・シュッティ(ツェルリーナ)
フィルハーモニア合唱団、フィルハーモニア管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

【録音】1959年

カルロ・マリア・ジュリーニとフィルハーモニア管弦楽団が1959年に録音したドンジョバンニのLPレコードで、ちなみに録音はロンドン・アビーロード・第一スタジオで行われている。そして、この録音は、本来はクレンペラーが指揮するはずだったが、前年に寝たばこが原因で大やけどを負ったクレンペラーの代わりに当時45歳だったジュリーニが起用された。

ステレオ初期録音のドンジョバンニでは、1960年代半ばのクレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管との録音のものを良く聴く。比較すると同じ英国のオーケストラ(フィルハーモニア管は1960年代後半にニュー・フィルハーモニア管になった)なのに、クレンペラー盤はどっしりとドイツ的で、ジュリーニが指揮したこの録音ではカンタービレが美しく、歌手のレチタティーヴォが自然で終始イタリア的に響く。アリアが上手く歌えていてもレチタティーヴォが下手だとドンジョバンニやフィガロのようなオペラは楽しめないし興冷めする。そのような事がこの録音では全く無い。

シュワルツコップのドンナ・エルヴィラの歌の巧さは言うまでもなく、若きサザーランドのドンナ・アンナがとても美しい声で上手いのにびっくりし、ヴェヒターのタイトルロール、タデイのレポレロも良い。やはりこの録音は、50年以上経っても未だによく聴かれる優れた演奏なのだというのを改めて感じる。

この音源は、昨年アナログ・レコードでも発売されていて現在でも入手出来るが、このSACDシングルレイヤー盤と1970年代のドイツ盤に満足していて、未購入である。
Swscan00203 Swscan00202


にほんブログ村

|

« ビゼー 歌劇『カルメン』全曲/ビーチャム、フランス国立放送o.他(SACDシングルレイヤー) | トップページ | Paco De Lucia with Guest Chick Corea Live In Tokyo 1981/パコ・デ・ルシア »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ビゼー 歌劇『カルメン』全曲/ビーチャム、フランス国立放送o.他(SACDシングルレイヤー) | トップページ | Paco De Lucia with Guest Chick Corea Live In Tokyo 1981/パコ・デ・ルシア »