« サン=サーンス チェロ協奏曲第1番、第2番他/ワレフスカ、インバル、モンテカルロ・歌劇場O.(SACD/CD) | トップページ | BEAUTIFUL LIFE/ダイアン・リーヴス(Dianne Reeves) »

2023年1月20日 (金)

ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」/ショルティ、ウィーンフィル他(2022年リマスター SACD/CD)

Img_20230119_0001

Dsc_0240_20230120104701

ジェイムズ・キング(テノール:ジークムント)
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ:ジークリンデ)
ゴットロープ・フリック(バス:フンディング)
ハンス・ホッター(バス:ヴォータン)
クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ:フリッカ)
ビルギット・二ルソン(ソプラノ:ブリュンヒルデ)
ヴェラ・シュロッサー(ソプラノ:ゲルヒルデ)
ヘルガ・デルネシュ(ソプラノ:オルトリンデ)
ブリギッテ・ファスベンダー(メッゾ・ソプラノ:ヴァルトラウテ)
ヘレン・ワッツ(アルト:シュヴァルトライテ) 他

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ

【録音】1965年10月


2023年1月発売の国内盤4枚組SACD/CDハイブリッドで、「ラインの黄金」と同時発売されたが、まずは「ラインの黄金」の音質を確認した上で「ワルキューレ」も入手してみた。「ラインの黄金」が1958年録音であるので「ワルキューレ」は7年後の録音となる。その間にマイクが増えるなど録音方法が変わっているが、基本的にはDECCAらしい音質というのは保たれていて素晴らしい音質である。

「ラインの黄金」から歌手が入れ替わっており、ヴォータンはジョージ・ロンドンからハンス・ホッターに、フリッカはキルステン・フラグスタートからクリスタ・ルートヴィッヒになっているが、音楽そのものの質は高い。興味があったのは、EsotericのSACDとどのように違うのかとか、従来の通常CDと比べてどうなのか、とか英国盤のLPレコードとは比べてどうなのかというところだ。

Esoteric盤の「ワルキューレ」は過去に書いている。
http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-1bb619.html

SACD層を比べると、今回のリマスター盤はEsoteric盤よりも細部の情報量が多くより鮮明でクオリティが高い。

Dsc_0241_20230119134001

CD層を従来の1997年リマスターの「ニーベルングの指輪」セットの中の「ワルキューレ」と比較すると、音質はかなり異なり、オーケストラの金管楽器が従来盤だとペラペラと歪っぽく聴こえてしまうし、弦の音がガサツだ。また、音圧レベルも5~6dB程度新しいリマスター盤の方が高いので、SACD層でなくCD層も従来盤よりも細かい音が聴き取りやすい。新しいリマスター盤はSACD層だけでなくCD層も相応に音質が改善されている。SACD層とCD層の違いはCD層の音場が若干平面的に聴こえてしまうだけで、CD層も相当にクオリティが高い。今回のリマスター盤が4作全部揃ったら、この1997年リマスター14枚組CDは我が家では存在価値が無くなる。

英国盤の22枚組のLPレコードセット「ニーベルングの指輪」から「ワルキューレ」 第3幕の冒頭からしばらく聴いてみた。この盤も過去にブログで書いている。
http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/deccalp-8a1c.html

最新のリマスターのSACDの鮮度は素晴らしいが、しっかりしたレコードプレーヤーで聴くと、いまだにLPレコードはLPレコードなりの音質的な良さがある。歌手の声の厚みやオーケストラの厚みがあって力強い表現は、説得力があり巷でアナログレコードブームが起きているのもうなづける。


にほんブログ村

|

« サン=サーンス チェロ協奏曲第1番、第2番他/ワレフスカ、インバル、モンテカルロ・歌劇場O.(SACD/CD) | トップページ | BEAUTIFUL LIFE/ダイアン・リーヴス(Dianne Reeves) »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« サン=サーンス チェロ協奏曲第1番、第2番他/ワレフスカ、インバル、モンテカルロ・歌劇場O.(SACD/CD) | トップページ | BEAUTIFUL LIFE/ダイアン・リーヴス(Dianne Reeves) »