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2023年5月23日 (火)

ヴェルディ『ドン・カルロ』全曲/ジュリーニ、コヴェントガーデン王立歌劇場他

 

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プラシド・ドミンゴ(テノール):ドン・カルロ
モンセラート・カバリエ(ソプラノ):エリザベッタ
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ):エボーリ姫
シェリル・ミルンズ(バリトン):ロドリーゴ
ルッジェーロ・ライモンディ(バス):フィリップ2世
ジョヴァンニ・フォイアーニ(バス):大審問官
サイモン・エステス(バス):僧侶
ディリア・ウォリス(ソプラノ):テバルド
ライランド・デイヴィス(テノール):レルマ伯爵
ジョン・ノーブル(バリトン):ヘラルド
マリア=ローザ・デル・カンポ(ソプラノ):天からの声
 
アンブロジアン・オペラ合唱団(コーラス・マスター:ジョン・マッカーシー)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

【録音】1970年

ヴェルディの『ドン・カルロ』は、異なる版が5種くらいあるが、これは5幕イタリア語版(第3版)で演奏されている。ステレオ初期のドイチェ・グラモフォンのサンティーニ盤や1960年代半ばのDECCAのショルティ盤も5幕イタリア語版(第3版)で、1980年代前半のドイチェ・グラモフォンのアバド盤は5幕フランス語版、カラヤンのはリコルディ4幕版で、5幕版の第一幕がそっくりカットされ改変されている。最初に聴く『ドン・カルロ』の全曲盤は5幕イタリア語版(第3版)のものが良いと思う。

一番のお気に入りのサンティーニ盤はよりイタリア的テイストに富み、リズム感もヴェルディ節満載という感じだが、このジュリーニ盤はヴェルディ節で興奮するというよりも、カンタービレをきかせて登場人物の心情描写や物語が緊張感を持って感じ取れるような演奏。ドミンゴ、カバリエ、ヴァーレット、ミルンズ、ライモンディらも素晴らしい歌を聴かせており、全くもって素晴らしい。重々しさを感じるが、それは『ドン・カルロ』がそういうオペラだから。

この英国初版のLPレコードは音質がすこぶる良い。SACD化を望みたい。


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