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2023年5月26日 (金)

モーツァルト レクイエム/サヴァール、ル・コンセール・デ・ナシオン他

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レイチェル・レドモンド(ソプラノ)
マリアンヌ・ベアーテ・キーランド(メゾ・ソプラノ)
ミンジェ・レイ(テノール)
マヌエル・ヴァルサー(バリトン)
ラ・カペラ・ナショナル・デ・カタルーニャ(合唱)


ル・コンセール・デ・ナシオン(マンフレート・クレーマー(コンサートマスター))
ジョルディ・サヴァール(指揮)

【録音】2022年

2023年5月発売のSACD/CDハイブリッド盤。ALIA VOXレーベルはジョルディ・サヴァールの個人レーベルというべきもので、紙製のデジパック盤、ぶあついカラー刷りのリブレットが付属するのはこの盤にも共通する。しかもどれもすこぶる音質が良い。録音&マスタリング・エンジニアのマニュエル・モヒノの手腕によるところが大きいと思う。

モーツァルトのレクイエムは、作曲者が完成させられずに亡くなってしまったので、版がいろいろある。また、作曲された18世紀末当時の楽器を使った古楽器演奏のものもあれば、現代のオーケストラで演奏されたものもある。

サヴァールのこれは古楽器演奏であり、極めて色彩感に富み、リズミックであるが柔らかく、重々しくない。古楽器演奏のものだと2010年録音のALPHAレーベルから出たクルレンツィス、アンサンブル・ムジカエテルナの演奏と比較したくなる。これもすこぶる良い音質だが、クルレンティス盤はよりダイナミックで、サヴァールのはもっと流麗である。

極めて音質が良く、自然な残響が程よくあるが過剰なほどではない。録音会場の空気感までしっかりと聴けるようで透明感が高く敬虔で荘厳なレクイエムらしいディスクとなっている。なお、このハイブリッド盤は是非ともSACDプレーヤーでSACD層を聴きたい。CD層とSACD層には音質にかなり差がある。


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