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2023年9月12日 (火)

ヴェルディ:歌劇『イル・トロヴァトーレ』全曲/カラヤン、スカラ座、カラス他

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マリア・カラス(レオノーラ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(マンリーコ)
ロランド・パネライ(ルーナ伯爵)
フェードラ・バルビエリ(アズチェーナ)
ニコラ・ザッカリア(フェランド) 他

ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

【録音】1956年(モノラル)

マリア・カラス/スタジオ録音リマスター・エディション全集(69CD)からの1組。紙ジャケ仕様で、外国語ではあるが写真入りの解説書も付属する。

カラヤンの1回目の録音である『イル・トロヴァトーレ』であり、マリア・カラスがレオノーラを歌っている事で、これからも聴き続けられる録音だと思う。この時代までのオペラ指揮者というのは、歌手の伴奏に徹していて、若干手綱が緩めの場合が多いが、カラヤンはそうではなく全体を引き締め、隅々まで気を配った推進力のある指揮でなかなか良い。

主役級の歌手も素晴らしい歌を披露しているが、マリア・カラスは、レオノーラの苦悩を歌唱に込めて歌っていて、聴いていて感動する。だからこそ、ディ・ステーファノのマンリーコが能天気な感じで歌われるのに違和感を感じる。だから、私的には、1950年代のスタジオ録音における『イル・トロヴァトーレ』の最良の盤になれない。マンリーコがビョールリンクだったなら、デル=モナコだったならまた違っただろう。

音質は、1955年までのスカラ座のEMI録音よりは明らかに改善されている。モノラル録音の末期になって明らかに音が良くなっており聴きやすい。


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