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2023年11月10日 (金)

ベッリーニ 歌劇『ノルマ』/セラフィン、スカラ座、カラス他

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マリア・カラス(ソプラノ:ノルマ)
フランコ・コレルリ(テノール:ポリオーネ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ:アダルジーザ)
ニコラ・ザッカリア(バス:オロヴェーゾ)
ピエロ・デ・パルマ(テナー:フラヴィオ)
エッダ・ヴィンチェンツィ(ソプラノ:クロティルデ)

トゥリオ・セラフィン(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団

【録音】 1960年

 マリア・カラス/スタジオ録音リマスター・エディション全集(69CD)からの1組。紙ジャケ仕様で、外国語ではあるが写真入りの解説書も付属する。

トゥリオ・セラフィン指揮、スカラ座によるステレオ初期録音で、マリア・カラスのタイトルロール、フランコ・コレルリのポリオーネ、クリスタ・ルートヴィッヒのアダルジーザなどキャストにも恵まれて、録音されて半世紀経つが、いまだにこのオペラの録音の中で特別な存在である。このセットは英国初出盤で、ボックスに少し傷みがあるが、盤のコンディションはとても良く非常に快適に音楽が楽しめる。

音楽的に問題点もないわけではない。マリア・カラスは最盛期を過ぎて声が重くなっていたりする。しかし、声が重くなり力で押すようになった歌い方が、ノルマという役柄を感情移入たっぷりの状況に、さらに凄みが加わって、もはや唯一無二の何者にも代え難い記録となっている。マリア・カラスは、やはり史上最強の「ノルマ歌い」であったのは間違いない。

マリア・カラスには1954年のモノラルの『ノルマ』全曲のスタジオ録音盤もある。カラスの声は1954年盤の方が良いが、他の歌手の水準はこの1960年ステレオ盤の方が勝っているし、音質が違いすぎるので、私はステレオ盤の方を好む。評価は、『マンメルモールのルチア』のモノラル、ステレオ盤とは真逆だ。

スタジオ録音リマスター・エディション全集の方が、EMI時代に発売されたCDよりも明らかに音質が向上している。 

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これは、手持ちの3枚組LP英国初出ステレオ盤。かなり希少だ。


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