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2023年11月24日 (金)

ビゼー 歌劇「カルメン」全曲/プレートル、パリ国立歌劇場、カラス他

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マリア・カラス(ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
ロベール・マサール(バリトン)
アンドレア・ギオー、ナディーヌ・ソートロー(ソプラノ)

ジョルジュ・プレートル(指揮)、パリ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ルネ・デュクロ合唱団、ジャン・ペノー児童合唱団 他

【録音】1964年

マリア・カラス/スタジオ録音リマスター・エディション全集(69CD)からの1組。紙ジャケ仕様で、外国語ではあるが写真入りの解説書も付属する。

この「カルメン」全曲盤は、録音から約60年を経ても名盤として輝いている。それはタイトル・ロールを歌うマリア・カラスが素晴らしいからであるのは間違いない。プレートルの「カルメン」ではなく、カラスの「カルメン」と呼ぶべき盤だ。しかしながら、マリア・カラスは「カルメン」を実演では歌わなかった。本来、このタイトルロールは、ソプラノも歌う事があるがむしろメゾ・ソプラノが適する役であり、ソプラノ・ドラマティコ・タジリタという全盛期のマリア・カラスではなく、メゾ・ソプラノ的な声質になったキャリア最後期のマリア・カラスだから成し得た歌唱である。決して美声ではないが、感情移入、歌心が素晴らしい。他の歌手には到底真似できない境地にある。そんなわけで、この録音はマリア・カラスの録音の中では音質の良さも有って、これからも多くの人達に聴かれ続けるものだと確信している。

スタジオ録音リマスター・エディション全集(69CD)になって、それまでのCDよりかなり音質が良くなっている。声に肉厚感があり、オーケストラにも厚みが感じられ、弦楽器のカサつきが殆ど無い。これが1枚あたり約300円のCDであるというのが信じられない。とは言うものの、以下のEsoteric盤や英EMIのオリジナルLPの方がより音質良く魅力的な再生が可能である。

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