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2023年11月28日 (火)

プッチーニ 歌劇「トスカ」全曲/プレートル、パリ音楽院管.カラス他

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マリア・カラス(ソプラノ)
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
ティト・ゴッビ(バリトン)、他

ジョルジュ・プレートル(指揮)パリ音楽院管弦楽団
パリ・オペラ座合唱団 

【録音】1964年、1965年

マリア・カラス/スタジオ録音リマスター・エディション全集(69CD)からの1組。紙ジャケ仕様で、外国語ではあるが写真入りの解説書も付属する。

この録音がマリア・カラス最後のスタジオ録音でのオペラ全曲盤である。マリア・カラスの『トスカ』全曲盤のスタジオ録音は2つあり、1964年のステレオ盤と1953年のモノラル盤だ。音楽的には1953年のデ・サーバタ盤には1964年のプレートル盤はかなわない。ステレオ盤の方はマリア・カラスの声が劣化しているというだけでなく、スカルピア役のティート・ゴッビもモノラル録音のほうがずっと良く、憎たらしいほどの凄みのある悪役を歌う。ただ、EMIから出ていた通常CDの音のボロさにはうんざりしていた。ところが新しいワーナー・クラシックスから出たリマスターされた新しいCDは、相当に良い音質で聴ける。

もう、この時期になるとマリア・カラスの声の劣化は覆い隠すことが出来ない。重く力強い感じがあって、高域は無理に絞り出すように歌っている。しかしながら、それでもなお他の歌手には真似できない感情移入の素晴らしさは際立っていて、この録音を不朽の名盤にしている。

音の良さは1953年のモノラル盤より1964年のステレオ盤が圧倒的に良い。この当時の11年の差は、本当に大きい。どちらも名盤であるが、音楽的内容ではモノラル盤が良く、音質ではステレオ盤が遥かに優れる。

手持ちには、Esotericから限定発売されたSACD/CDハイブリッド盤とフランスEMIのLPレコードが2種ある。英国盤も持っていた事があったが、この録音はフランス盤の方が音が良かったので、フランス盤を残している。


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