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2024年4月19日 (金)

ストラヴィンスキー 兵士の物語/マルケヴィッチ、アンサンブル・ド・ソリスト(SACD/CD)

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ジャン・コクトー(語り)
ピーター・ユスティノフ(悪魔)
ジャン=マリー・フェルテ(兵士)
アンヌ・トニエッティ(王女)

イーゴリ・マルケヴィッチ(指揮)

[アンサンブル・ド・ソリスト]
ユリス・デュレクリューズ(クラリネット)
アンリ・エレン(バソン)
モーリス・アンドレ(トランペット)
ローラン・シュノルク(トロンボーン)
シャルル・ペシエ(パーカッション)
マヌーグ・パリキアン(ヴァイオリン)
ヨアヒム・グート(コントラバス)

【録音】1962年

2017年に発売されたタワーレコード・ヴィンテージSACDコレクションの1枚。

私の「兵士の物語」の愛聴盤は2つある。1つがこのマルケヴィッチ盤、もうひとつが、米エヴェレストから発売されたストコフスキー盤だ。このマルケヴィッチ盤は、晩年のコクトーが語りをやり、ジャケットの絵も書いた。

マルケヴィッチらしい切れ込みの良い音楽作りで管楽器が非常に冴えている。トランペットはモーリス・アンドレが吹いているなど、腕っこきを集めているのだ。1962年の録音だが、このSACD層を聴くとかなり音質が良く楽しめる。この音源は昔から音が良くてLPレコードでも高音質盤が出ていたくらいだ。

「兵士の物語」は、初演時に予算がないので、少ない奏者で最大限の効果が出るように音楽が作られた。しかし、そのアンサンブルは驚異的で、ストラヴィンスキーはやっぱり20世紀最高の作曲家だったことに疑いを抱かない。

この曲、良い語り手を得て日本語で上演すれば、とてもうけると思うのだが。聴き始めると、最後まで止められない。独特の滑稽なリズム感が忘れられない。

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 1990年代前半に発売された菅野沖彦監修の180g重量盤LP。国内盤だがオリジナル原盤を用いドイツのパラス社でプレスされたもの。このLPで聴くと、音質的にも第一級のものでオーディオ的にも満足でき、タワーレコードが発売したSACD/CDハイブリッド盤の音質を上回る。SACDよりも音像が濃く鮮明で艶かしさがある。今、非常に高級なレコードプレーヤーが新しく発売されているが、それはなぜなのかがわかる1枚でもある。

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これがコクトーが書いたジャケットの絵だが、大きいLPレコードの方が見栄えが良い。ツヤのあるしっかりした厚紙のジャケットは、入手して30年以上経過しても色褪せが無い。


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