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2024年5月28日 (火)

ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集他/バックハウス、シュミット=イッセルシュテット、ウィーンフィル(SACD/CD)

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Disc 1
ピアノ協奏曲 第1番
ピアノ協奏曲 第2番

Disc 2
ピアノ協奏曲 第3番
ピアノ協奏曲 第4番

Disc 3
ピアノ協奏曲 第5番《皇帝》
《献堂式》序曲
《エグモント》序曲
《レオノーレ》序曲

ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】1958年、1959年(ピアノ協奏曲)
    1966年(献堂式)、1967年(エグモント)、1969年(レオノーレ)

タワーレコードのVintageSA-CDCollectionシリーズとして2018年に発売されたSACD/CDハイブリッド盤。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集はヴィルヘルム・バックハウスの残した録音の中でも、音質、演奏共に特に素晴らしい遺産である。70歳代になっても大きな劣化はなく逆に重厚な芸風に磨きがかかり、凄みさえ感じる。このSACD化によって、かなりオリジナルに近いレコードの音質に近づいたものになっていると思う。3つの序曲は約10年後の録音なので音質はもっと良い。

以下は、ベートーヴェンの交響曲全集、序曲集、ヴァイオリン協奏曲(シェリングVn. ロンドン響)とセットになった8枚組のCDだが、音質は大きく異なる。このセットでは、オーケストラが薄く感じられ、ピアノが鼻を詰まんだような音で、本来の魅力がしっかりとは伝わらないような音質なのだ。この差はとても大きい。
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では、SACD/CDのSACD層が手放しで素晴らしいかと言われるとそうではなく、ピアノ協奏曲 第1番のアメリカ・ロンドン(UKプレス)の初期盤と聴き比べると鮮度感や美しさが際立っていて、SACDは若干、マスターの劣化が聴いて取れる。SACDプレーヤーに100万円を超えるもので聴いてその様に感じるのだから、マスターの経年劣化はどうしようもないのだと思われる。そして、いまだに古いLPレコードを面倒くさい思いをしながら聴く価値がある事を実感する。
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拙宅で手持ちのソフトで比べると LP>本SACD>>>8CDセットとなる。

タワーレコードは、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェン交響曲全集も発売している。ベートーヴェン交響曲全集に未収録だった3つの序曲が収録されているのでこれとセットで持つべきだ。そうすれば、DECCAが録音したハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーンフィルによるベートーヴェンは全部SACDで揃い、かなり良い音質で聴ける。


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