音楽

2017年7月25日 (火)

ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲/コーガン、クリヴィヌ、フランス放送新交響楽団(180gLP)

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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より「サラバンド」

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
エマニュエル・クリヴィヌ(指揮)、フランス放送フィルハーモニック管弦楽団

ライヴ録音:1977年2月18日 パリ(ステレオ)

限定500枚プレス オリジナルアナログマスターから24bit/192kHzに直接トランスファーされたものから制作されたもの。

詳しくは以下のタワーレコードのコンテンツにあるが、何しろ価格が高い。

http://tower.jp/article/feature_item/2016/05/06/1104

オリジナルアナログマスターとは言っても放送録音用のマスターなので、当時のスタジオ録音のLPレコードほどには音質は良くない。演奏は、柔らかくこじんまりと纏まっている感じで、レオニード・コーガン凄い!というような演奏でも無い。コーガンのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲なら、1959年録音のコンスタンチン・シルベストリ/パリ音楽院管弦楽団との録音 SAX2386の方がよっぽど良い。冷たくダイナミックな切れ込みのある剛直な演奏で、シルベストリ/パリ音楽院管弦楽団もコーガンの表現に負けまいとダイナミックな演奏で支えている。

このLPレコードは、コーガン大好きな好事家には歓迎されても、一般のクラシックリスナーにはお薦めしない。こんなLPレコードは今のクラシックのCD並の値段で丁度いいのでは。


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2017年7月21日 (金)

461 オーシャン ブールヴァード/エリック・クラプトン(180gLP)

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これは、現行で入手可能なアナログLPだが、ジャケットは見開きで、昔のLPレコードのイメージとあまり変わらない。

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1973年録音で1974年に発売された国内盤には、レコードのレーベル面に下の写真のようにRSOの赤べこロゴが付いていたのだが、現在の復刻盤にはポリドールのロゴがあるだけである。

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昔の国内盤LPと比べると、音質は復刻輸入盤の方が良い。分解能が高く鮮明な音質である。また、最近の輸入盤の盤質は良くないものも多いのだが、この盤はかなり良いプレスで気になるノイズなどは無いので、プレスの質も良い。

http://amzn.asia/em48M7D

アマゾン正規のAmazon.co.jpだと¥4000以上するが、海外のマーケットプレイス加盟店に注文すれば送料込みで¥2500~¥2600程度で購入出来る。送料が¥350というのが良い。不良品率の多いアナログレコードを海外から買うのはトラブルがあった時に面倒だが、このLPレコードは良い買い物だった。

アナログレコードの人気が再燃しているのは事実のようで、ソニー・ミュージック・エンターテイメントは、CDやDVDなどの生産をしている静岡県内の傘下企業の工場にアナログレコードのプレス機を導入し、年内にはアナログレコードの生産を再開すると発表した。

また、アマゾンなどの音楽ソフトの通販サイトでは、輸入盤のアナログレコードが沢山あって、数年前までには考えられないくらい新品のアナログレコードが買えるようになった。このLPレコードもそんな復刻盤で、昔のロックやジャズの名盤なら大抵入手可能であるし、一時期全く無くなってしまったようなクラシックもアナログLPでの発売が増えてきた。

Side1の最後に収録されているI Shot The Sheriffがユーチューブに有ったので貼り付けてみた。


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2017年7月18日 (火)

レハール パガニーニ/ボスコフスキー、バイエルン響(2LP)

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ニコライ・ゲッダ(テノール)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ)
オリヴェラ・ミリャコヴィチ(ソプラノ)
ハインツ・ツェドニク(テノール)
フリードリヒ・レンツ(テノール)
ベンノ・クシェ(バリトン) 他

ヴァイオリン・ソロ:ウルフ・ヘルシャー
バイエルン響、バイエルン国立歌劇場合唱団 ウィリー・ボスコフスキー(指揮)

録音:1977年

レハールの作曲したオペレッタの中で「パガニーニ」は結構有名なのにもかかわらず、録音はそれほど多くない。このLPレコードは英国盤なのだがオリジナルは西ドイツ・エレクトローラが録音したので西ドイツ盤だと思う。

ニコライ・ゲッダ、アンネリーゼ・ローテンベルガーらの当時のこれらのオペレッタを歌える西ドイツで集められる最高の歌手を集めて制作されたこの盤は、今でも魅力が失われないばかりか、録音も良い事でむしろ現代では貴重な記録になりつつあるように思う。アンネリーゼ・ローテンベルガーは50歳を超えていて本格的なオペラを歌うのには高域が若干不安定になりがちだが、このようなオペレッタでは全く問題無いどころか、芸達者でチャーミングが歌いまわしが非常に魅力的だと思う。


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2017年7月14日 (金)

J.シュトラウス ウィーン気質/ボスコフスキー、フィルハーモニア・フンガリカ(2LP)

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これだけが、西ドイツエレクトローラ盤ではなく英EMIの盤である。当時、EMIが推進していた4チャンネル(QUADRAPHONIC)盤で、これが英国初出。

英国盤ならではのしなやかさのある音質だが、QUADRAPHONIC盤を普通に2チャンネルステレオ再生すると、若干音場の出来方が異なり前後の厚みがあまり感じ難いものが多い。音の厚みの点で、西ドイツ盤よりも英国盤の方が感じられるので、英国盤を残した。この盤も音質は素晴らしく良い。

「ウィーン気質」は、ワルツ王が作曲した既存のワルツやポルカを集めて編曲したものに台詞が付けられて造られたオペレッタだが、それにしては良く纏まっている。キャストが充実しているし、ボスコフスキー、フィルハーモニア・フンガリカの演奏は、ボスコフスキーの意図をフィルハーモニア・フンガリカが汲んで、ウィーンオペレッタらしい音楽に仕上がっている。録音から40年が経つが、音質も良いので、このオペレッタの代表盤として未だに色褪せていない。


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2017年7月11日 (火)

J.シュトラウス こうもり全曲/ボスコフスキー、ウィーン交響楽団

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1972年の西ドイツ初出盤のジャケット。ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ニコライ・ゲッダ、アンネリーゼ・ローテンベルガー、ウィリー・ボスコフスキーの後ろにブリギッテ・ファスベンダー、レナーテ・ホルム、ワルター・ベリーが居る。ボックスの外周部は布張り。

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こちらは最近入手した2版のもの。4人のみで写真もニコライ・ゲッダが少し違う姿勢で写っていて、バックのお屋敷の写真が無い。外周部は紙張り。現行輸入盤CDもこのジャケ写真を採用している。

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LPレコードのレーベルは手持ちの2セット共に同一だけれど、初版は160g程度ある重量盤なのに、2版は130g程度しかない。2版のは第一次オイルショック後のプレスだと思われる。初版のものが中低域から中域が充実して、歌声に厚みがより感じられる。2版のはよりワイドレンジになっている感じ。どちらが優れているのかは評価は難しいし、再生装置の違いによっても異なると思う。

アイゼンシュタイン:ニコライ・ゲッダ(T)
ロザリンデ:アンネリーゼ・ローテンベルガー(S)
アデーレ:レナーテ・ホルム(S)
オルロフスキー公:ブリギッテ・ファスベンダー(Ms)
アルフレート:アドルフ・ダッラポッツァ(T)
ファルケ氏:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
フランク:ヴァルター・ベリー(Br)
イーダ:ゼンタ・ヴェングラーフ(S)
フロッシュ:オットー・シェンク(語り)
ブリント:ユルゲン・フェースター(T)
イヴァン:ゲアト・W.ディーベリッツ(Br)
ウィーン・フォルクスオーパー合唱団 ウィーン交響楽団 
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)

録音:1971年

この演奏内容は以下のようにすでに書いている。

http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/j-b695.html

やっぱり、映像無しでLPやCDで聴くのでは、「こうもり」はこの演奏が一番良いように思う。


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2017年7月 7日 (金)

ヴェネツィアの一夜 アラース/グラウンケ響(西独2LP)

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ジャケットの写真は今のCDのものと少し異なっている。

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ジャケ裏の写真

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グイド:ニコライ・ゲッダ(T)
バルトロメオ・デラックワ:クリスティアン・オッペルベルク(Br)
ステーファノ・バルバルッチョ:フランツ・ヴァイス(語り)
ジョルジョ・テスタッチョ:テーオ・ニコライ(B)
バルバラ:マージョリー・ハイスターマン(S)
アグリコーラ:ギーゼラ・リッツ(MS)
コンスタンティア:アンネリーゼ・ローテンベルガー(S)
アンニーナ:リタ・シュトライヒ(S)
カラメッロ:チェーザレ・クルツィ(T)
パッパコーダ:ハンス・ギュンター・グリム(B)
チボレッタ:クリスティーネ・ゲルナー(S)
エンリーコ・ピゼッリ:ヘルマン・プライ(Br)
バイエルン放送合唱団
ヴォルフガング・シューベルト(合唱指揮)
グラウンケ交響楽団
フランツ・アラース(指揮)

録音1968年

解説書に掲載されていた主なキャストの写真を載せてみた。

ニコライ・ゲッダ

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リタ・シュトライヒ

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クリスティーネ・ゲルナーとギュンター・グリム

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アンネリーゼ・ローテンベルガー

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ギーゼラ・リッツとチェーザレ・クルツィ

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ヘルマン・プライ

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「ヴェネツィアの一夜」は、「こうもり」はおろか「ジプシー男爵」よりもLPやCDで出ているものが少ない。しかし、当時の西ドイツ・エレクトローラが極めつけの歌手をかき集めて録音したものがこれ。音楽は「こうもり」に劣らないワルツ王ならではの魅力あるもので楽しい。音質は1968年の録音というのが信じられないほど、このLPの音質は良い。CDでも音楽は一緒なのだが、歌手の写真などが少なく、資料的には少し物足りないように思う。


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2017年7月 4日 (火)

J・シュトラウス2世 オペレッタ集(10CD)

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こうもり ボスコフスキー/ウィーン響

ヴェネツィアの一夜 アラース/グラウンケ響

ジプシー男爵 アラース/バイエルン国立歌劇場

シンプリツィウス ウェルザー=メスト/チューリヒ歌劇場

ウィーン気質 ボスコフスキー/フィルハーモニア・フンガリカ

1968年から1976年頃に録音されたアナログ時代の4種のオペレッタに加え、100年間上演される事が無かったシンプリツィウス(1999年ライヴ・デジタル録音)が入ったもの。音質もかなり良く楽しめる。前回書いたジプシー男爵/アラース、バイエルン国立歌劇場の音源も収載されているだけでなく、シンプリツィウス以外はオリジナル盤ないしオリジナルに近いLPレコードで持っていたので、唯一持っていなかったシンプリツィウスを聴きたくて入手したもの。

SACDだとかハイレゾがブームだけれども、こういったものは通常CDで発売されるだけで有り難い感じで、恐らくSACDだとかハイレゾで出ることはあるまい。それ故にアナログ時代の4種のLPレコードは大事に聴こうと思う。

シンプリツィウスも極めて正統的なウィーン・オペレッタで、ワルツ王らしい魅力的な音楽である。ライヴ録音であるが音質もかなり良い。

ただし、10枚組のCDセットそのものは安価なのは歓迎なのだが、同じデザインの紙ジャケットに無造作に入ったようなもので、薄い英語の解説書が付属するだけで、歌手や指揮者の写真などは全く無い。これならばデータを買うのと同じじゃないかとも思えるし、物としてコレクションするという有り難みは希薄である。CDは紙スリーブにそのままだと出し入れの時に傷がつくと思うので、ポリエチレン製の内袋に入れたうえで紙スリーブに入れ保管している。


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2017年6月30日 (金)

J・シュトラウス2世 ジプシー男爵/アラース、バイエルン国立歌劇場

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今回は、コレクター的なヨタ話。J・シュトラウス2世 ジプシー男爵/アラース、バイエルン国立歌劇場の西ドイツ・エレクトローラ盤のLPレコードで、これについては数ヶ月前にこのブログで書いてみた。演奏も、音質も良い優良盤である。

http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/j2-7659.html

とても良いセットで、しかもオーディオ・チェックにも使える位の高音質盤なので、同じ盤が格安で出たなら買おうと思っていた。そして最近手に入れたのだが、どうも、今まで持っていたものと異なるのだ。

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まずは、ボックス。今まで持っていたものは、外周部は布張りだったが今回手に入れたものは外周部が紙で仕上げられていて、裏の印刷がご覧のように反対だった。

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重ねて背表紙を見ると、今回買ったものは若干箱の厚みが薄くなっていて、右端に写っている犬の四角いマークが小さい。

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レコードの同じ1面のレーベルを並べて写してみると、以前から持っていた左のものよりも今回入手した右のものはカラーの犬マークが若干薄い。それだけではなく、レコード盤の重量がかなり異なる。キッチン秤で計ってみると左のは158gあるが右のは134gしか無い。持った感じも明らかに重量感が違う。 内袋はどちらも紙製だが左のはハトロン紙を張ったものだが、右のは普通のビニールを張ったもので、異なっていた。

このレコードの録音年は1968年で、左のは1973年頃の第一次オイルショック前に製造されたもので右のは1970年代半ば頃の金色のレーベルが赤色に変わる直前頃に製造されたものと推測できる。今まで持っていた物の方が古いものの様だ。

肝腎のコンディションと音質だが、今回入手したものもノイズは少なくて非常に音質が良く、Fレンジの両端が良く伸びてそれでいて音が薄っぺらな感じにならない。中域の厚みや中低域の馬力みたいなものは、以前から持っている盤の方が明らかに感じられた。

同じ音楽だし、どちらでも良い音で楽しく聴けるからどうでも良い事なのだが、気になり出して、きちんと比較してみた。ヨタ話にお付き合い下さって有難うございました。


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2017年6月27日 (火)

イフ・ユアー・ロンリー/エリック・ジャスティン・カズ

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今回は、昔のアメリカン・ポップスの1枚。1972年に発売されたアルバムで、エリック・ジャスティン・カズのファースト・アルバムである。エリック・ジャスティン・カズを知る人は少ないかもしれないがボニー・レイット、リンダ・ロンシュタット、アート・ガーファンクルなどが彼の曲を歌っているので、むしろソングライターとしての方が有名かもしれない。マイナーなシンガー・ソングライターである。

このアルバムもヒットしたとは言えず、知る人ぞ知るアルバムである。しかし名盤なのは間違いない。このアルバムに収載の曲は楽しい曲は1曲も無い。気だるさの中に、死、孤独、悩み、悲しみに満ちたものばかりである。最初の曲の「cruel wind」は、冷酷な風にさらわれて死んだ自分とその家族(特に父親)についての歌である。一般受けする内容ではないが、聴き手の胸を打つ良い曲ばかりが入っている。

アナログ天国 名曲探険隊 エリック・カズ


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2017年6月23日 (金)

マーラー 交響曲 第8番/バーンスタイン、ロンドン交響楽団

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バーンスタインの1回目のマーラー・チクルスの録音で180g重量盤15枚組のセットであるBernstein Conducts Mahler - The Vinyl Edition<限定盤>の中の1枚。1966年の録音。

第8番だけがニューヨークフィルではなく、ロンドン交響楽団を使っての録音。昔聴いたLPレコードと比べると印象はかなり良く、1970年代にザルツブルク音楽祭でウィーンフィルと残したライヴ録音のものよりいい演奏だと思う。歌手や合唱もこちらの方が良い。ただし、こちらはスタジオ録音なので、ライヴならではの熱気はザルツブルク音楽祭でのウィーンフィルとの録音の方には濃厚に有って、この盤には無い。

印象が良いのは音質の良さもあり、昔聴いたLPは米国盤はやや荒い音質で、英国CBS盤は何かもやっとして音の抜けが悪かった。昔の何れの盤よりもこの新しい盤の方が音の質感が良くワイドレンジで良い。

Bernstein Conducts Mahler - The Vinyl Editionを一通り聴いて言えるのは、音質の良さが際立っていることで、180g重量盤15枚組で1万7千円弱という価格は、非常にリーズナブルであった。ただし、プレスは昔の国内盤の様に完璧ではなく、所々僅かなノイズが入る。しかし、それも気になるほどではない。この限定盤は大切にしようと思う。


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