音楽

2019年2月19日 (火)

不滅のクリフォード・ブラウン(Pacific JAZZ アナログLP)をCD-R化してみた

Swscan00791

Swscan00795

知人から、古いLPレコードを数枚、デジタル化してCD-Rに焼いてほしいと依頼があった。レコードプレーヤーはだいぶ前に故障して廃棄したが昔入手したLPレコードだけは今も大事に持っていたのだそうで、そのうちの1枚がこれ。1967年発売の東芝音工の赤盤LPレコード。

CD-Rに焼けば、普通のCDラジカセでもカーステレオでも聴けるようになるし、普段、お世話になっているから無料でやりますよ、と気軽に請け負った。

クリフォード・ブラウンは、「スタディ・イン・ブラウン」や「ヘレン・メリル・ウイズ・クリフォード・ブラウン」くらいしか持っていなくて、今回依頼されたLPレコードの中に、今まで聴いたことが無かったクリフォード・ブラウンのLPレコードが複数枚含まれていたので、とても興味を持って、初めて聴くLPレコードを楽しみながらデジタル化しCD-Rに焼いた。

ジャケットをスキャナーでスキャンし、12cm四方に印刷し、その裏側に以下のような曲目のデータを貼り付けて、本格的なCDもどきを制作した。CD-RにはLPレコードの1面のレーベルをそのまま印刷した。

Swscan00793

そうやって、出来上がったCD-Rと元のLPレコードを一緒に写真に撮ってみた。

Dsc_0240

マックス・ローチらと共演した「スタディ・イン・ブラウン」は名盤だと思うが、このLPレコードもそれに劣らないと思う。イーストコースト出身のクリフォード・ブラウンと、共演したメンバーがウエストコーストの人たちであり、「スタディ・イン・ブラウン」とはかなりアレンジ等も異なるが、クリフォード・ブラウンならではのトランペットは健在で、1954年のモノラル録音ではあるが、音質もかなり良かった。

引き続き、知人の持ち込んだLPレコードを順次CD-R化していくことにする。CDからCD-Rを作るのとは異なり、デジタル化するのに実際にLPレコードをかけながらやっていくので、時間がかかる。でも、こういった良い演奏のLPレコードのデジタル化は全く苦にならないどころか、やっていて楽しい。


にほんブログ村

| | コメント (0)

2019年2月15日 (金)

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1・2番/ ミルシテイン(仏Columbia CCA1089 LPレコード)

Swscan00785

Swscan00786
ナタン・ミルシテインのプロコフィエフの協奏曲集の1960年代のLPレコード。おそらくこれがフランス初出盤。

曲目

SIDE A 
プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲 第一番 
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
フィルハーモニア管弦楽団

SIDE B
プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲 第二番
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮 
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

ナタン・ミルシテインのプロコフィエフの協奏曲の録音は、第一番は、このLPレコードの音源以外にもゴルシュマン指揮セントルイス響(1954年モノラル録音)や1960年10月19日のライヴ録音のアンセルメ指揮スイス・ロマンド管とのものが残されている。第二番については、今回挙げたLPレコードでの録音しか知らない。

2曲ともに、洗練された美しさと際立った技巧が両立した素晴らしいものだと思う。LPレコードで聴くミルシテインのヴァイオリンは美しさに魅了されるが、CDだとそれがかなり減退してしまう。

昨年入手した、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1・2番、他/ バティアシュヴィリ、ネゼ=セガン、ヨーロッパ室内o.(96k/24bit Flac)
http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/12-489a.html

は、現代の録音であるしハイレゾであり相当に音質も良く楽しめるので、これがきっかけで昔の大家のプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲の演奏を聴き直しているが、ミルシテインも美しさで負けていないしやはり20世紀の大ヴァイオリニストの一人なんだなと、納得させられる演奏であった。


にほんブログ村

| | コメント (0)

2019年2月12日 (火)

クイーン・グレイテスト・ヒッツ(DeAGOSTINI180g重量盤LP2枚組)

Swscan00776

Swscan00781

Swscan00784

Swscan00783

DeAGOSTINIが発売して現在進行中のクイーン・LPレコード・コレクションから、「クイーン・グレイテスト・ヒッツ」を買ってみた。ちなみに、これ以外で買ったのは「オペラ座の夜」だけである。私的には、クイーンは、これら2組あるだけで良く、あとは有っても聴かないと思う。

音質、プレスはまずまず良いので、昔の国内盤のLPよりも音質は良いと思う。見開きのジャケットに厚紙で出来た内袋にそのまま裸でLPレコードが入っていたので、このままでは出し入れする時に傷が付きやすいので、LPレコードをポリエチレン製の薄い内袋に入れて保護している。気になったのは、それだけ。

Dsc_0240

2枚組のレコードが¥4000弱というのは新品のLPレコードが普通に売られていた1980年代前半までとほぼ同じなので、高くはない。クイーンが気になるLPレコードが聴ける環境がある人にはおすすめしたい。


にほんブログ村

| | コメント (0)

2019年2月 8日 (金)

ヒラリー・ハーン プレイズ バッハ (88.2K/24bit flac)

Photo

昨年、20年ぶりに録音されて全曲が完成したバッハ無伴奏ソナタとパルティータ。

彼女が17歳の時のデビュー盤が、バッハ 無伴奏ソナタとパルティータのパルティータ第2番、第3番、ソナタ第3番だった。それから約20年を経て、残りのソナタ第1番、第2番、パルティータ第1番が発売され、ようやく全曲録音が完成した。

Swscan00775

約20年前のSony Classicalから発売されたCDも、当時としては非常に良い録音で、17歳の少女が演奏しているのとは思えない充実したものだったが、今回のソナタ第1番、第2番、パルティータ第1番はより一層風格すら伺えるような、さらにスケールの大きさを感じさせるもので、ハイレゾである事もあってヴァイオリンの音色や空間へ飛び出す音楽の響きがより克明に記録されている。ハイレゾは、アコースティック楽器を自然に何も加工しないで録音したような音源で、通常のCDとの音質差がより際立つように思える。

個人的には、17歳の時に録音したパルティータ第2番、第3番、ソナタ第3番も再録音して欲しい。表現力、音の深みなどがやはりかなり異なり、ヒラリー・ハーンの演奏家、芸術家としての成熟度で17歳の時と現在では次元が異なると思うからだ。

新しいこの録音については、ハイレゾのみを購入し、CDやアナログLPは購入していない。昨年末、カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団というポップスのアルバムが同じように、ハイレゾ、CD、アナログLPで発売された。こちらはハイレゾを聴かせてもらったが、ハイレゾでのメリットはあまり感じられなかったので、通常CDを購入した。何でもハイレゾが良いわけでもないと思うし、何でもアナログLPが良いとも思わない。ハイレゾ、CD、アナログLP、いずれでも並行発売される音源を、ある音源はCDで、別のやつはハイレゾで、あるいはアナログLPで、それぞれ何で購入するか、音源や音楽的な違いで選び分ける事が出来るというとても良い時代になった。全てがそれなりにきちんと聴ける環境があり、異なるメディアを自在に選択出来るというのは、ある意味、とても贅沢だと思う。


にほんブログ村

| | コメント (0)

2019年2月 5日 (火)

Witches' Brew (魔女の秘薬)/ギブソン、ロンドン新交響楽団(180g重量盤LP)

Swscan00772

Swscan00774

【曲目】
Side 1
アーノルド:"タモ・シャンター"序曲 Op.52
ムソルグスキー:組曲"展覧会の絵"~小人(ラヴェル編)
ムソルグスキー:交響詩"禿山の一夜"(リムスキー=コルサコフ編)

Side 2
サン=サーンス:交響詩"死の舞踏
フンパーディンク:歌劇"ヘンゼルとグレーテル"~魔女の騎行
リスト:メフィスト・ワルツ第1番

【演奏】
ロンドン新交響楽団
アレクサンダー・ギブソン(指揮)

【録音】
1957年12月、ロンドン キングズウェイ・ホール
レコーディング・プロデューサー:エリック・スミス
レコーディング・エンジニア:ケネス・ウィルキンソン、アラン・リーブ

1990年代半ば頃に発売された、今は無きClassic Recoadsという復刻盤専門のレーベルによる180g重量盤。今ではAnalogue Productionsから200gの33回転のLP、余裕を持ってカッティングした45回転のLPレコード(4枚組)というセットも発売されたが、私的には、20年以上前に入手したこのLPレコードで充分満足している。RCAの音源であるが、録音は英DECCAチームが行なった。エリック・スミスは、ハンス・シュミット=イッセルシュテットの息子さんで、DECCAの音楽プロデューサーを努めた後にPhilipsに移籍した。ケネス・ウィルキンソンは、JAZZの録音のルディ・ヴァン・ゲルダーに匹敵するくらい、クラシック音楽で今も音質的に評価が高いエンジニアである。

鮮明でワイドレンジなのに中域の厚みがあって、音色が良く、音場の出来方も自然である。残されたマスターテープの保存状態が良く、バーニー・グランドマンがマスタリングからカッティングまでやっていて、プレスはRTIのHQ-180で行われていた。

アレクサンダー・ギブソンの指揮は、ダイナミックであるが、しなやかさや美しさがあり、音質が良いこともあって官能的ですらある。


にほんブログ村

| | コメント (0)

2019年2月 1日 (金)

グノー バレエ音楽 ファウスト ビゼー カルメン組曲/ギブソン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(Analogue Productions 200g重量盤LP)

Swscan00769

Swscan00771

Analogue Productionsから発売されている、これもすこぶる良い音質の復刻LPレコード。1959年のDECCAチームの録音で、エンジニアはケネス・ウィルキンソン。

曲目

グノー  バレエ組曲《ファウスト》より 
 ワルツ(アレグレット) 
 アンサンブル(アダージョ) 
 ヌビア人のダンス 
 クレオパトラのダンス 
 トロイの木馬のダンス 
 ヘレンのダンス 
 バッカス祭 
 マリオネット葬儀のマーチ 
           
ビゼー  オペラ《カルメン》より 
 前奏曲 
 ハバネラ 
 間奏曲
 アルカラの竜騎兵

アレクサンダー・ギブソン指揮
コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ管弦楽団

アレクサンダー・ギブソンはオペラを得意にしていただけあって、ファウスト、カルメンも上手くまとめている。イギリスの指揮者らしく羽目を外す事がなく、激しい音楽でも美しさとしなやかさを失わない上品さを感じさせるものだ。

このLPレコードもクラシック音楽が好きなオーディオマニアには音が良いことで知る人ぞ知るレコードである。ギブソンには、ロンドン新交響楽団と1957年に録音した、Witche's Brew(魔女の秘薬)というLPレコードもあり、こちらは、20年以上前に発売されたClassic Recoadsによる復刻盤で持っている。


にほんブログ村

| | コメント (0)

2019年1月29日 (火)

シャルパンティエ イタリアの印象/ シャルパンティエ自作自演盤(SPレコード3枚組)

Dsc_0240

Swscan00768

シャルパンティエという有名なクラシックの作曲家は何人か居るが、1860年に生まれた、ギュスターヴ シャルパンティエの自作自演盤。この人の代表作は、オペラ「ルイーズ」だと思うが、オペラ以外だと「イタリアの印象」が一番有名で、日本ではオリジナルの管弦楽を吹奏楽版に編曲したものがしばしば演奏される。この人は第一次大戦後はほとんど作曲はしなかったようで残された作品は少ないが、第二次大戦頃までは自作のものを指揮したり演奏活動はしていたようだ。第二次大戦後は隠棲して1956年まで生きた。

このSPレコードでは、3枚6面に分かれていて、演奏時間が10分近い第5曲 ナポリ だけは3枚目の両面に入っている。

  • 1枚目A面 第1曲 セレナード Serenade
  • 1枚目B面 第2曲 泉のほとりで A la Fontaine
  • 2枚目A面 第3曲 ロバに乗って A mules
  • 2枚目B面 第4曲 山の頂きにて Sur les cimes
  • 3枚目    第5曲 ナポリ Napoli
  • 全部の演奏時間は23分位。LPレコードの片面に入ってしまう時間だが、SPレコードだと3枚組になってしまう。

    作曲家が自ら演奏したり指揮したりしたものは、作曲家がどのような意図を持って演奏されたいのかがわかるのでとても興味があるが、例えば、ラヴェルの「ボレロ」も自作自演盤が有って、それもSPレコードで持っているが、今日では「ボレロ」の名演奏が沢山有る中で比べると、しまりがなくてちょっとがっかりするような演奏なので、作曲家の指揮者としての技量がある程度良くないと、必ずしも良い演奏にはならないと思う。

    しかし、この「イタリアの印象」はとてもいい演奏で、オーケストラの統率も見事で、録音が古いけれど、現在でも模範になるであろう演奏である。録音は電気録音の初期だと思うので、1930年頃だと思う。正確な録音年をご存知の方は是非教えてください。

    このSPレコードは、ネットオークションで見つけた。フランスの初出盤となればそれなりの価値もあるだろうが、この盤は国内盤だし、コレクション的、骨董的価値は無い。なので、送料の方が高くつくような値段だった。しかし、演奏はとても良いのでこのセットは大切にしようと思う。また、手軽に通して聴きたいのでデジタル化してCD-Rに焼き、CDプレーヤーでも聴けるようにした。


    にほんブログ村

    | | コメント (0)

    2019年1月25日 (金)

    チャイコフスキー イタリア奇想曲 リムスキー・コルサコフ スペイン奇想曲/コンドラシン/RCAビクター交響楽団(180g重量盤LP)

    Swscan00765

    Swscan00767

    録音は1958年。1990年代の半ば頃に復刻されたLPレコード。Classc Recoadsという今はもう無い復刻専門のレーベルが発売したもので、マスタリングやカッティングはバーニー・グランドマンが行い、プレスはアメリカRTI社のHQ-180であり、非常に高音質。1990年代なかば頃当時、Classc Recoadsが復刻したRCA Living Stereoの復刻LPは、ものによっては、オリジナルを上回る高音質のものがあるという事で話題になった。リマスターはデジタルを経由せず、全てアナログで行われている。

    尚、この音源は、前回ご紹介した、「ハチャトリアン 組曲 仮面舞踏会 カバレフスキー 道化師」とカップリングされてSACDでも復刻されている。しかし、これらの音源については、アナログLPの方が良い音質だと思う。

    私は、アナログLPブームとは関係なく、世の中がCD一色になった時代にもずっとLPレコードを聴いてきた。数年前からアナログブームが起きて安いレコードプレーヤーが家電量販店に並ぶようになり、良く売れているという。しかし、この手のレコードプレーヤーというのは、取り敢えずLPレコードが聴けるというだけで、CDなどのデジタルよりも良い音で聴けるのかというと、そうではない。アナログLP をCDよりも良い音で聴こうとすれば、それなりに機器にもお金がかかるし、調整やLPレコードのクリーニングなどの手間がかかる。

    だから、お手軽なレコードプレーヤーを買ってアナログLPを聴き始めたのは良いが、何だ、アナログLPは面倒だし、ノイズも出るし、音もデジタルの方が良いじゃん、という風になるのは目に見えている。エントリーモデルには1万円を切るレコードプレーヤーもあるけれど、こういったモデルは、そもそもオーディオ的には不満が多いもので、CDを上回る音質を目指すとなれば、少なくともレコードプレーヤーやカートリッジ、フォノイコライザーを揃えて数十万円位の投資が必要だと思うし、レコードプレーヤーでLPレコードをかけるまでの手間暇が面倒を厭わない事が必要になるので、結局、ブームは一過性に終わるのでは、と思う。しかしながら、このブームによって、クラシック音楽も随分とLPレコードの新譜が出るようになったのは有り難い。ただ、限定盤なので、入手できる時に買っておかないと、入手が難しくなるものが多い。


    にほんブログ村

    | | コメント (0)

    2019年1月22日 (火)

    ハチャトリアン 組曲 仮面舞踏会 カバレフスキー 道化師/コンドラシン、RCAビクター交響楽団(Analogue Productions 200gLP)

    Swscan00761

    Swscan00763

    2014~15年ごろにAnalogue Productionsから発売された復刻重量盤LPで、昨年手に入れた。まだ、現行新品で入手可能だと思う。Analogue Productionsは非常に高音質な復刻盤を制作するので有名であるが、様々なジャンルやレーベルの重量盤のLPレコードやSACDなどを発売している中で、RCAのLIVING STEREOのクラシック音源のものは特に良いものが多いように感じる。これもその1枚。1958年録音。

    このLPレコードを買った理由は、20年以上前に、Classc Recoadsという今はもう無い復刻専門のレーベルが発売した、コンドラシン/RCAビクター交響楽団による「チャイコフスキー イタリア奇想曲 リムスキー・コルサコフ スペイン奇想曲」のカップリングの180gの重量盤で高音質なLPレコードを持っていて、これがとても音質が良くまた演奏も良くて、今も大切に聴いているからであった。持っていなかった「ハチャトリアン 組曲 仮面舞踏会 カバレフスキー 道化師」がLPレコードで復刻されてAnalogue Productionsから出ているのを知って買ってみたのである。

    旧ソビエト連邦出身の指揮者であるキリル・コンドラシンは、米国人のピアニスト、ヴァン・クライバーンが1958年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した時の本選で指揮をしていた。そのためなのか、クライバーンが米国に戻って凱旋演奏をするときに同行した。また、RCAから発売されたヴァン・クライバーンによるチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番やラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番でもコンドラシンが指揮をしていた。そして、この米国滞在時に、「チャイコフスキー イタリア奇想曲 リムスキー・コルサコフ スペイン奇想曲」とともに録音され、2枚の管弦楽曲のLPレコードとして発売されたうちの1枚がこのLPレコードである。

    演奏は、何れの曲も、コンドラシンらしい華のあるダイナミックな演奏であり、このLPレコードでは、カバレフスキーの道化師が特に素晴らしいと思った。音質もすこぶる良く、このLPレコードのクオリティでSACDやCDで出そうと思っても、相当に難しいのではないかと思える。音の厚みや力感があって楽器の音色の艶も良い。特に弦楽器の音はこのLPレコードを聴いた後にSACDやCDを聴くと不満に感じる。また、ジャケットがツヤのある丈夫な厚紙でできた豪華なものであり、コレクションとしても、とても満足できる仕様であるのも嬉しい。


    にほんブログ村

     

    | | コメント (0)

    2019年1月18日 (金)

    ブラームス 交響曲全集/アバド、ベルリン・フィル(EsotericSACD/CDハイブリッド盤)

    Swscan00760

    2018年12月にEsotericから発売されたSACD/CDハイブリッド盤。2018年12月に発売された3タイトルの中で、個人的に一番期待していたのが、この3枚組のセットである。

    カラヤンの後、ベルリン・フィルの音楽監督になったのはクラウディオ・アバドであるが、この録音が行われた1980年代終わりから1990年頃には、すでにアバドはベルリン・フィルを完全に手中に収め、全く違和感のないブラームス交響曲全集を完成させた。元のCDは4つの交響曲がバラで4枚で発売され、その中には、この3枚組のセットに収められていない声楽作品もあった。しかし、今回、それらの作品が除かれたといっても全く違和感がなく、音質が相当に向上しているのが有り難い。これは、アバド渾身のブラームスである。

    特に良いと思ったのは、第1番と第4番。誇張がない中興な表現の中に、表現力の高さと細かい情感表現がなされた非常に秀逸な全集である。

    Esotericの発売作品を選択される方はアバドが大好きなんだな、と思ってしまう。良いと思ったものをリマスターして出してくれれば良いんです。この路線で突き進んでほしい。


    にほんブログ村

    | | コメント (0)

    より以前の記事一覧

    その他のカテゴリー

    音楽