音楽

2019年6月21日 (金)

ロッシーニ 歌劇序曲集/アバド、ロンドン交響楽団

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1975年発売のロッシーニ 歌劇序曲集のLPレコード。これが最近、180gの重量盤で復刻された。だが、このオリジナル盤があるので購入には至っていない。

[Side 1]
歌劇『セビリャの理髪師』序曲
歌劇『チェネレントラ』序曲
歌劇『泥棒かささぎ』序曲

[Side 2]
歌劇『アルジェのイタリア女』序曲
歌劇『ブルスキーノ氏』序曲
歌劇『コリントの包囲』序曲

ロンドン交響楽団 クラウディオ・アバド(指揮)
【録音】1971年9月(Side 1: 1,2)、1975年2月(Side 1: 3, Side 2)

セビリアの理髪師とチェネレントラは、1971年録音の全曲盤と同一のものが用いられ、残りの4曲は1975年に録音されたもの。

クラウディオ・アバドは、ロッシーニを得意にしていた。この序曲集でも、快活ですっきりして軽やかに音楽が進んでいって、歌心に富んだもの。1978年にCBS・ソニーから、1989年に再びドイチェ・グラモフォンからヨーロッパ室内管弦楽団との初期デジタル録音のものもあるが、私は、この1975年録音のものが音質を含め最も好ましく感じる。1989年のヨーロッパ室内管弦楽団との初期デジタル録音のものをEsotericがリマスターし、SACD/CDハイブリッド盤として出してくれたなら、と淡い期待をしているのだが。


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2019年6月18日 (火)

ブラームス ヴァイオリン協奏曲/オイストラフ、クレンペラー、フランス国立放送o.(Tower Records Definition Series SACD/CDハイブリッド盤)

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今月、発売になったばかりのTower Records Definition Series SACD/CDハイブリッド盤の1枚。Tower Records Definition Seriesは、レコード会社が発売し難い音源を発掘して音質的にもコレクションアイテムとしても満足できるような形態で発売しているもの。オイストラフのブラームス ヴァイオリン協奏曲は、ジョージ・セル指揮、クリーブランド管弦楽団との1969年の録音が名盤として評価が高く、SACDでもLPレコードでも復刻されている。1960年のクレンペラー、フランス国立放送o.との録音は日陰の花のような存在なのかもしれない。しかし、私的には、クレンペラー、フランス国立放送o.との録音の方が好ましく感じる。なので、英国盤のLPレコード SAX2411も持っていて、このSACD/CDハイブリッド盤と聴き比べてみた。

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どこが、と言われると困るが、クレンペラーのどっしりとした重厚な音楽の中に、伸びやかに歌う美しいヴァイオリンがソロをとっている。第二楽章の歌わせ方は、ジョージ・セル指揮、クリーブランド管弦楽団の方が優れているが、第一、第三楽章は本ディスクの方が勝るように思う。同じEMIの録音であり9年の歳月が離れているが、英国盤のLPレコード同士で比較した場合に音質もクレンペラー盤の方が良いように感じていた。

このSACD/CDハイブリッド盤も、録音から60年近く経っているのにも関わらず、音質が良い状態に保たれている。マスターに経年による傷があるのは明白だが、それを補うだけのものがあるように思う。SACD層とCD層は別々にマスタリングされCD層を聴いてもその音質の良さはわかるが、SACD層はさらに肌理が細かくヴァイオリンの美しさが際立っていて、オリジナルに近いLPレコードと比較しても充分に対抗できるだけのクオリティに仕上がっている。

余白には、ベートーヴェン 三重協奏曲が入っている。

ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
レフ・オボーリン(ピアノ)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
マルコム・サージェント 、 フィルハーモニア管弦楽団 録音:1958年

こちらの演奏もなかなか良いし、音質も良い状態が保たれている。


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2019年6月14日 (金)

ロッシーニ セビリアの理髪師/セラフィン ミラノ交響楽団他(ALP1022-24)

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ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ロジーナ)
ニコラ・モンティ(アルマヴィーヴァ伯爵)
ジーノ・ベーキ(フィガロ)
メルキオーレ・ルイゼ(バルトロ)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(バジリオ)他

ミラノ交響楽団&合唱団 トゥリオ・セラフィン(指揮)

1952年のモノラル録音の初期盤LPレコードで、蓄音機を覗いているニッパー犬のデザインのジャケットに入ったバラ3枚組。SIDE 1の裏面がSIDE 6、SIDE 2の裏面がSIDE 5、SIDE 3の裏面がSIDE 4というオートチェンジャーカットになっている。フラット盤で重量も今の重量盤と同じくらいある。英HMVのモノラル盤は1955年以降はグルーブガード盤になるので、このセットはそれ以前にプレスされたものだ。当時は、イコライザーカーブがRIAAに統一されていなかったので、この盤も本来ならNABカーブのイコライザーを通して聴くのがベストだと思う。

マリア・カラスのとか、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュが指揮しているようなやつを除けば、モノラル録音時代のオペラ全曲盤は格安なLPレコードが多い。このセットも格安で、新品のCDを買うのとそう変わらない値段であった。ただ、この時代の中古LPレコードを買うのに注意しなければいけないのはコンディションで、当時のレコードプレーヤーのピックアップは20g以上の針圧でかかるものもあり、聴きこまれたレコードは傷がなくてもダメージが大きいものもある。幸い、このセットはノイズも少なく、楽しんで聴ける良い状態であった。

このLPレコードを購入する気になったのは、トゥリオ・セラフィンがどのように手綱をとってオーケストラをドライブしているのかというのと、ロジーナを歌うヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスであった。もちろん、他の歌手も良いのだが。ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスは1960年代初めに、ヴィットーリオ・グイ指揮、ロイヤル・フィルとロジーナを歌ってセビリアの理髪師の全曲盤を録音していて、こちらは今聴いても完成度の高い名盤である。しかし、1952年のセラフィンとの当盤は、ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスが20歳代の若い頃のもので、初々しさが残るもののオペラ歌手として充分に完成された歌を聴かせてくれ、私的にはそれだけで価値あるものになった。トゥリオ・セラフィンの手綱はシャープで引き締まっており、トスカニーニほどではないにしろ、明晰な感じがしてあまり古い演奏であるとは感じない。


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2019年6月11日 (火)

ブラームス ピアノ協奏曲第2番/バックハウス、シューリヒト、ウィーンフィル(英DECCA LXT 5365)

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1952年のモノラル録音のこの音源は、英DECCAプレスのオリジナルはLXT 2723で、このLXT 5365は1957年に発売された再発盤である。ジャケットは上下折返しのペラジャケで裏右下隅にJU57.11とあるので、ジャケットは1957年11月製だろうと思われる。レコード盤は外溝厚盤の銀文字で、ステレオ盤のSXL2000番台のレコードが発売されるよりも前のプレスである。もうこの時代になると1955年のRIAAカーブに統一されているので、現在の普通のRIAAフォノイコライザーを通して普通に聴ける。LXT 2723はRIAA統一前なので、DECCA FFRRカーブのイコライザーを通さないと正確な再生が出来ない。

この盤はネットオークションでわずか千円+送料で入手した格安盤なのでコンディションが心配だったが、60年以上前のレコードだという事を考えると状態はかなり良く、ノイズは少なく楽しんで聴けるレコードであった。アナログレコードが静かなブームになっているようだが、クラシックの中古盤はごく一部のアイテムが人気があり高価なだけで、それから少し外れたものはごく普通の値段で買える。

バックハウスのピアノ独奏によるブラームス ピアノ協奏曲第2番は、カール・ベームが指揮した1967年のステレオ録音のものが有名で、スケール大きなオーケストラに一歩も引かずに雄大に弾くピアノが素晴らしい名盤であるが、カール・シューリヒトが指揮するこの録音も、実直で素晴らしいオーケストラとコクのあるピアノが奏でる美しい演奏である。

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これは20年くらい前に入手した国内盤のCDで、同じ音源なのにピアノの音はかなり状態が良いのだが弦楽器が混濁し、ささくれたような音がしてつまらない。第3楽章のチェロが旋律を歌わせる部分などは、このCDはミソッカスな音しかせず、LPレコードの魅力を再確認せざるを得ない。古い音源であればあるほど、多少のノイズがあるものの状態の良いLPレコードの方が復刻CDよりも良い音質で聴けるように思う。その違いは、演奏の評価や感銘度合いも変えてしまうほどである。


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2019年6月 7日 (金)

モーツァルト 第40番、第41番「ジュピター」/ガーディナー、イギリス・バロック管弦楽団

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1989年12月の録音で1992年に発売されたドイツプレスのCD。Philipsレーベルのガーディナー、モーツァルト交響曲集で一番最後に録音されたもの。繰り返しを省略していないので、長く感じる部分も無くはないが、それでもモダンオーケストラで演奏されたものよりも透明感があり鮮明で印象深いものだと思うし、この第40番、第41番「ジュピター」も、消え去ってしまうようなCDではないと思う。

1980年代から1990年代初頭というのは、古楽器演奏が復活、隆盛してきた時代で、モーツァルトの交響曲だけでも、ホグウッド・エンシェント室内管、ブリュッヘン・18世紀オーケストラ、ピノック・イングリッシュコンサートなどによるCDが録音発売された時期で、いずれも名盤揃いである。
その中に混じっても、今でもガーディナー盤は輝きを失わない。


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2019年6月 4日 (火)

モーツァルト 第32番、第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」/ガーディナー、イギリス・バロック管弦楽団

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先日、第32番、第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」は、セント・バーナバスで録音されたためか若干響きが異なり、第38番「プラハ」以降のものに及ばない感じがすると書いたが、ホールの響きだけではなく、CDそのものの製造プロセスが、第38番「プラハ」、第39番以降のものとは異なるのも、音質が劣る理由なのでは?と推測する。

録音日時は、第32番、第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」が1988年1月で発売は1989年、第38番「プラハ」、第39番が同年12月で発売は1990年、1年も違わない。しかし、両者のCDのレーベルデザインが異なるのである。

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どちらも西ドイツ初期盤ではあるが、ご覧のようにレーベルデザインが異なっている。西ドイツプレスのCDは、1990年代半ば近くになるとアルミ蒸着のやり方が変わり、CDの中央穴の周囲だけはアルミ蒸着が無く透明になるのだが、1990年代の初めまではCDの中央の穴まで銀色のアルミ蒸着がかかっている。これら2枚のCDも、その初期の時代のものだ。レーベルデザインが変わってから、PHILIPSレーベルのCD音質が向上しているのは他のCDでもわかることなので、何らかの製造過程がこの時期に変わっている事で、第38番「プラハ」、第39番の方がより音質が良くなっている可能性がある。

音質の違いがあまり無いのであれば、第32番、第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」の本CDも、第38番「プラハ」、第39番や、第40番、第41番「ジュピター」のCDと演奏自体スタイルが統一されていて、優劣は感じないのかもしれない。


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2019年5月31日 (金)

モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」、第39番/ガーディナー、イギリス・バロック管弦楽団

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ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、イギリス・バロック管弦楽団によるモーツァルトの交響曲は、1)第29番、第34番 2)第31番「パリ」、第34番 3)第32番、第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」 4)第38番「プラハ」、第39番 5)第40番、第41番「ジュピター」で、PHILIPSレーベルから5枚に分売されていた。どれも素晴らしい演奏で、ピリオド楽器のオーケストラを使い時代考証的にも充分に吟味された上で演奏されている。鮮烈でしなやか、そして非常に美しい演奏であるが、私が5枚の中で一番好きなのが、この第38番「プラハ」、第39番である。

このシリーズは1枚を除いてロンドン、ヘンリー・ウッド・ホールでの録音であるが、第34番以前のものは録音が若干早い分だけやや音質が古く感じる。第32番、第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」だけはセント・バーナバスで録音されたためか若干響きが異なり、第38番「プラハ」以降のものに及ばない感じがする。ゆえに音質的には5枚の中では第38番「プラハ」、第39番と第40番、第41番「ジュピター」が良いように思う。これら2枚は今聴いても録音が一段と優れているように感じ、このディスクの音質をを現時点で評価しても、それほど古い感じはしない。1980年代の中頃と終わり頃でも、デジタル録音やCDへの製盤の技術は向上しているのがわかる。


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2019年5月28日 (火)

モーツァルト ゲレートミサ曲 ハ短調 /ガーディナー、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ他

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来月発売になるEsoteric SACD/CDハイブリッド盤は、フランス・ブリュッヘンのハイドン交響曲集とミシャ・マイスキーとマルタ・アルゲリッチによるシューベルトのアルペジョーネ・ソナタで、いずれも1980年代~1990年頃のデジタル初期時代のPHILIPSレーベルの音源である。どちらも名盤であるが、個人的には、このジョン・エリオット・ガーディナーらによるモーツァルト ゲレートミサ曲 ハ短調の音源もSACD/CDハイブリッド盤で復刻して欲しいなと思う。

ピリオド楽器のオーケストラで演奏され、ビブラートを使わない澄んだ響きが美しい演奏である。ただ、当時の古いCDで聴くと、現代の水準でいうと少し音質的には古さを感じてしまうのだが、それが少しでも改善されたら・・・、と思ってしまうのだ。ガーディナーには、モーツァルトの交響曲集もPHILIPSレーベルにある。それらも秀逸な演奏なのだが、ゲレートミサ曲 ハ短調はそれらと比べても飛び抜けた名演奏だと思うのだが。


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2019年5月24日 (金)

ムソルグスキー 展覧会の絵 ストラヴィンスキー ペトルーシュカから3つの踊り/ギユー(オルガン)(180g重量盤LPレコード)

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5月19日 秋葉原近くの損保会館での「アナログオーディオフェア2019」の即売会場で入手したLPレコードの1枚。このLPレコードは現在は廃盤扱いになっている。即売会場のキングインターナショナルのブースでのお買い得コーナーで、未使用新品盤を格安で売っていたので入手してみたのだ。この音源はSACDでも発売されていて、そちらはまだ入手可能のようである。

1988年の録音で、1990年代前半にオーディオ誌を発行しているStero Sound社が輸入元になって、DORIAN RecordingsレーベルのCDを取り扱っていた。DORIAN RecordingsのCDは音質が良く、私も何枚か入手して今も所有しているものもある。この音源は、オルガンの32フィート菅から出される16Hzの重低音をノンカットで収録していることで、殊更オーディオ・ファイルたちに有名な音源であった。

DORIAN Recordingsは21世紀に入ってからSONO LUMINUSレーベルに吸収されたが、香港のSILKROAD MUSICレーベルがライセンス契約を結び、発売されたのがこのLPレコード。プレスはドイツで行われており、マスタリング、カッティングは優秀であり、一昨年、"Homage to Sarasate", Rachel Barton Pine(180g重量盤LP2枚組)を入手して、このレーベルのLPレコードのプレスや音質には信用があった。

"http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/homage-to-saras.html

オルガニストのジャン・ギユーが編曲を行い演奏されたこのLPレコードは、通常の管弦楽版やピアノ版とは異なる趣がある。大音量でぐんぐん迫ってくるような感じではなく、大きなホールで響きを大事にしたオルガンならではの演奏。LPレコードでも相当に低い音まで入っている。しかしながら、オーディオチェックに最適なだけではなく演奏も良いのではあるが、拙宅の再生装置では重低音を充分に再現することが出来ず、不本意な感じが残る。


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2019年5月21日 (火)

映画「ベン・ハー」より ベン・ハー序曲/サヴィーナ、ローマ交響楽団

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5月19日(日)に、秋葉原近くの損保会館で開催されていたアナログオーディオフェア2019に行ってきた。そのイベントで貰った中古レコードがこれ。予め、各座席に1枚ずつドーナツ盤(中古盤で座席ごとに異なる盤)が置かれていた。私の座席に置かれていて貰ってきた盤がこれである。そのイベントというのは、「拘りの真空管アンプ&バリレラカートリッジでドーナツ盤、モノーラルLP、SPレコードを聴く 誠文堂新光社主催 講師:柳沢正史 ゲスト:ジャズ歌手 瀬戸カオリ」で、柳沢正史氏設計製作のRCA845シングルアンプを用い、1950年代のジャズ・ヴォーカルを中心にアナログ盤を聴いた後に、この再生装置を使って瀬戸カオリさんの生カラオケが聴けるという趣向だった。柳沢正史氏によるイベントは、機会があるたびに何回も拝聴したが、氏ならではの世界があって面白かった。

映画「ベン・ハー」(1959年版)は、あまりにも有名で、アカデミー賞11部門受賞し、この映画音楽を担当したミクロス・ローザは劇映画音楽賞 を受賞している。そのサウンドトラックのドーナツ盤がこれ。ユーチューブにも有ったので埋め込んでおく。

このイベントの講師である柳沢正史氏は、700本以上のCMの演出を手がけ、映画音楽にも造詣が深い。そして、こんな本を出されている。
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イベント終了後、直売会場で何枚かのLPレコードとこの本を買って帰ってきた。映画好きな人に是非ともお薦めしたい本である。映画に使われた名曲の紹介と、その映画のあらすじやどのようなシーンで名曲が使われたかなどがエッセイ風に書かれている。

アナログオーディオフェアは、レコードプレーヤーなどのハード機器を実際に見て音が聴けるというだけではなく、知らなかったアナログレコード盤に出会えるという意味でも貴重なイベントである。他のオーディオフェアと比べれば規模は小さいが、若い方や女性の見学者もちらほら見られ、年寄りばかりの真空管オーディオフェアとは異なると感じた。


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