音楽

2018年1月19日 (金)

アドロ・サバの女王/グラシェラ・スサーナ

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これは、知人からデジタル化を依頼された十数枚のLPレコードのうちの1枚。聴かせてもらいながらデジタル化し、CD-Rに焼いてミニコンポやカーステレオのCDプレーヤーで聴けるようにしてみた。

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このLPレコードは1973年に大ヒットしたもので、私もこの曲の幾つかは、テレビかラジオで聴いたことがあるが、改めて聴いてみて、歌の巧さに驚いた。グラシェラ・スサーナ、若干20歳の時の録音である。アルゼンチンから地球の反対側の国へ来て、その国の言葉でこれだけ歌える才能は素晴らしい。また、その才能を見出して日本に連れてきた菅原洋一さんの慧眼も凄い。

グラシェラ・スサーナというと、個人的にはフォルクローレを夫婦デュオで歌った「クリスティーナとウーゴ」のクリスティーナの妹という認識であった。声の質は姉妹だから似ているが、クリスティーナはソプラノ系で高音が良く伸び綺麗、妹のグラシェラ・スサーナは、中低音がふくよかなメゾ・ソプラノとかアルトに近い声質だと思った。


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2018年1月16日 (火)

モーツァルト 交響曲 第39番、40番、41番/ラトル、ベルリンフィル(48k/24bit flac)

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2013年のライヴ録音で、CDでは発売されておらずデータのダウンロード販売(¥3000)のみ。

https://www.berliner-philharmoniker-recordings.com/mozart-symphonies-24-bit-download.html

この音源は、PCオーディオを始めて、ハイレゾを聴くようにならなければ巡り会える事がなかったもの。通常、クラシック・コンサートのライヴ録音は48k 24bitでコンサートの間中、録音機をONにしたまま長時間録音される。演奏に自信があるのだろう、2013/14年のシーズンの開幕演奏会で演奏されたものを、ほとんど手を加えずそのまま配信しているようだ。

音楽的には非常に躍動感があり、古楽器による演奏が増えてきた現代でも基準となりうるような素晴らしいもの。明晰だが歌う所は美しく歌い、重厚感はあまり無い。

音質的にも良好で、通常のCDよりもライヴ・コンサートの客席に居るような感じに近い。CDの44.1K/16bitと48k/24bitの違いはかなり大きいように感じる。


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2018年1月12日 (金)

GLOLY OF LOVE/ハービー・マン

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日頃お世話になっている知人のLPレコードをデジタル化してCDRに焼く事になり、十数枚ばかり預かっている。そのうちの1枚がこれ。CDの時代になって、LPと同じ音源でCDで購入したものは順次LPレコードを処分したが、CDを買いそびれたりCDの入手が困難なものはLPレコードだけが残り、今はレコード・プレーヤーも壊れてしまって処分して聴けない状態なのだそうだ。

ハービー・マンはジャズ・フルーティストだ。フルートはジャズでも使われる楽器だが、音が小さいのでフルート専門に吹く人は少なく、大抵はサックスなど吹く人が持ち替えてフルートも吹く場合が多いのだが、この人はフルート専門。

このLPレコードは1968年にキングレコードから発売されたもの。

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単にCDRに焼くだけだと有り難みが薄い。何も印刷の無い白いままのCDRなら、いっその事パソコンのハードディスクにWAVデータとして保管した方が良いと思う。そんなわけで、ジャケットを縮小印刷したものの裏にライナー・ノーツからコピーした上の曲目をジャケット写真の裏に貼り付けて、CDRには、LPレコードのSIDE1のレーベル面をそのまま印刷してみた。

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出来上がったのがこれで、市販のCDに近い見栄えである。勿論、通常CDと同じようにミニコンポでもカーステレオでも聴けるものだ。十数枚全部をCD化するのには日にちがかかるが、のんびりと気長に待ってもらう約束になっている。

ジャズ・フルートは、クラシック音楽のそれとは全く違う。良い音楽を聴かせて頂くきっかけになった。


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2018年1月 9日 (火)

ブラームス 交響曲全集/シャイー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(96K 24bit flac)

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CDだと3枚組であるが、このハイレゾがe-ONKYOの年末年始の特売で¥2800であったのでダウンロードしてみた。CDより安いハイレゾも存在するのだ。

交響曲全4曲と、悲劇的序曲、大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、ハンガリー舞曲第1番、第3番、第10番に加え、初演稿・異稿・編曲版も加えられている。

演奏は、スピーディーで変なアゴーギクやロマンチシズムに染まることがないものであるが、歌心があるもの。早いテンポによって人によって好みが分かれるかも知れないが、こういう演奏も嫌いではない。

リッカルド・シャイーというイタリア人音楽監督とのコラボで、世界最古の伝統あるこのオーケストラはかなり音色も演奏スタイルも変貌したと感じるが、東ドイツが消滅して以降、一時期よりかなり良くなってきた感じがする。それがこの録音にも現れているように思う。

音質は、往年のステレオ初期のアナログ録音のDECCAとは異なり、拙宅の環境では若干弦の質感がきつい感じが時々感じられるが、DSDに変換してからD/A変換するとしなやかさがありハイレゾの良さが出て、豪快さとオーケストラの厚みのある音質がしっかりと聴けるものだと思う。


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2018年1月 5日 (金)

ファリャ 三角帽子 他/アンセルメ、スイス・ロマンド管(192K/24it flac)

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ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」、歌劇「はかなき人生」から間奏曲、バレエ音楽「恋は魔術師」の192K/24it flac ハイレゾを購入し、Esoteric SACD/CDと音質を比較してみた。

192K/24it flacの方が数段良く、情報量の違いというのはそのまま音質に現れていた。私が使用しているDACでは、192K/24it を入力したあとに384KまでアップサンプリングしてD/A変換したり、DSDに変換してD/A変換出来るようになっているが、192K/24it をそのままD/A変換したのとはまた違う音質になる。384Kまでアップサンプリングした方が空気感が良く出る感じで、DSDに変換した場合は滑らかな音質にはなるが若干解像度が落ちる感じがしたが、いずれでもEsoteric SACD/CDより良かった。テレサ・ベルガンサの声の質は、特に違いがあった。

この音源はアナログLPレコードで3種持っているが、恐らくハイレゾが一番マスターに近い音質だと思う。と言うことで、何の未練もなくEsoteric SACD/CDは処分した。


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2017年12月29日 (金)

"Homage to Sarasate", Rachel Barton Pine(180g重量盤LP2枚組)

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レイチェル・バートンというアメリカのヴァイオリニストが18歳だった時の1992年の録音の復刻LPレコード。1面あたり20分程度で詰め込みすぎず、とても演奏が良く、録音も良いもの。カッティングやプレスもクオリティが高く、実在感が有りながら倍音が非常に綺麗で空気感もちゃんと醸し出されるので、総合的に素晴らしいLPレコードに仕上がっていると思う。こういうLPレコードを聴くと普段ハイレゾばかり聴いているような人でも、アナログLPは良いなと感じるだろう。

このLPレコードは、ホームページの掲示板に時々書き込んでくれている方が教えてくれたもので、早速注文して聴いてみたもの。購入して良かった。

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曲目は以上の通り。ジャケットは豪華な見開きで高級感がある。

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ネットに有ったレイチェル・バートンの写真。

確かな技巧で、ヴァイオリンの音色も美しく情熱的に弾いている。伴奏ピアノは、イツァーク・パールマンの相方を数多く務めたサミュエル・サンダースで、申し分ない。


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2017年12月26日 (火)

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ダイアナ・クラール(2枚組180g重量盤)

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2007年に発売されたダイアナ・クラールのベスト・アルバム。それまで発売された8枚のアルバムの中からダイアナ・クラールが選んだものらしい。良いとこ取りのベスト盤なので、音楽的には非常に濃密で、ダイアナ・クラールの魅力満載の文句の無い内容である。

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このような見開きのダブルジャケット仕様で、CDよりも持つ者にインパクトが大きい。

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このLPは33rpmの普通のものだが、1面あたりの収録時間は15~20分程度と、余裕のあるカッティングで音質はかなり良い。

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このようなシンプルなモノクロのレーベルデザイン。

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特筆すべきなのは、このLPレコードのマスタリングを高音質な仕事をする事でマスタリングのレジェンドと言われたDOUG SAXがやっている事である。ジャケ裏面にMASTERED BY DOUG SAX というクレジットがある。

実は、この盤は海外から購入した。しかし、傷があって周期的な大きなノイズがあるので、交換してもらった。プレスはEUで行われているようだが、ドイツではない。傷が無いものでも若干ノイズが乗るのでプレスは完璧ではない。

LPレコードは無造作に紙製の内袋に入っていて、汚れやすく傷が入りやすい状態だった。同じダイアナ・クラールの再発LPでも、ドイツプレスのやつは、ポリエチレン製の内袋に入っていて、プレスも良くノイズはずっと少なかったのに。

それで返品交換してもらったのだが、送り返してから代替品が届くまでに2ヶ月半以上かかってしまった。ちっとも送られて来ないので、国内のレコード店からもう一枚買ってしまうという暴挙に出て、見事に同じレコードがダブってしまう事になった。

余った1組はENYA  Celts (BBC CD605 Manufactured by Nimbus Records)の中古CDを見つけて来てくれた知人にプレゼントした。


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2017年12月22日 (金)

クリスマスソングス/ダイアナ・クラール(180g重量盤LP)

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クリスマスが近づいてきたが、このアルバムは2005年に発売されたものの再発盤。CDと初出のLPレコードは、ジャケット写真が表裏反対だった。初出のLPレコードはClassic Recordsというハイクオリティ盤専門のレーベルが限定発売したもので、中身はカラー盤であり、今はプレミアムが付いた値段になってしまっている。

内容としては、よく知られたクリスマスの曲をジャズっぽくアレンジして、ダイアナ・クラールが魅力的な低めの声で歌っているもので、広く一般受けするものだと思う。

最近のアナログブームで、ダイアナ・クラールのアルバムはセカンド・アルバムの「Only Trust Your Heart」を除いて、全てLPレコードで発売された。全部入手して持っているが、プレスの質がアルバムによって異なり、ドイツでプレスされたものは、音質的にもプレスの質的にもとても良いものに仕上がっていて、CDで聴くより魅力があるが、中には新品なのにノイズが入る物があったりするので、注意が必要である。


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2017年12月19日 (火)

ベートーヴェン 交響曲全集/ラトル、ベルリンフィル(24bit 192K flac)

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シューマンの交響曲全集の24bit 192K flacが高音質で良かったので、ベートーヴェンの交響曲全集も入手した。

順番に1番から聴いていくと、シューマンの交響曲全集以上に、ラトル/ベルリンフィルの現代的な緻密でありながら、伝統的な美しく情緒も豊かな魅力を併せ持ったようなベートーヴェンの音楽が聴ける。音質が素晴らしいので、オーケストラの各セクションが何をやっているのかまで判りそうな感じで実に生々しいのである。

CDのパッケージ版で24bit 192K flacのダウンロード・コード付きのものは24bit 96Kでのブルーレイディスク・オーディオ1枚と2枚のブルーレイビデオディスクコンサート映像が入っていて、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のデジタル・コンサート・ホールの7日間無料視聴コードも付属する。それで約¥14000なのだが、ハイレゾ音声データだけダウンロード購入したわけだ。24bit 192K flacのデータだけの購入だと¥6000。

ベルリンフィル・レコーディングスには日本語のサイトがあって、日本円で決済出来るようになっていて、その日のユーロと円の相場に左右されず購入が出来る。もう一つ良心的なのは、1回購入した音源は、無期限で無料でダウンロードが可能なようになっていて、バックアップをとる事に神経質にならなくても良い点である。

他のメジャーレーベルなどのクラシックのハイレゾ音源と比べても演奏内容、音質の良さを考えたら¥6000はお買い得だと思った。それで、シベリウスの交響曲全集とモーツァルトの後期交響曲集もダウンロード購入することにした。何か芋づる式にハマっている感じがする。


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2017年12月15日 (金)

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲3,4,5番/トゥーシェン、トロンハイム・ソロイスツ(192K/24bit flac)

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モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
 ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216
 ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219

マリアンネ・トゥーシェン(ヴァイオリン)
オイヴィン・ギムセ(ディレクター)、トロンハイム・ソロイスツ

今年は、個人的にハイレゾ再生元年になった。CDトランスポートに繋がれた新しいDACにUSB入力があるので、ファン・レスの静かなノートPCを買い接続して、無料でダウンロード出来る音源を適当に聴いてみたのだ。それで気に入って購入したのがこれ。音質はすこぶる良いが、演奏も躍動感があり良いものだと思う。これは衝撃的なほどだった。通常CDとSACDの音質差はここまで大きくはない。

2Lレコーディングス という北欧のレーベルにサンプル音源を無料でダウンロード出来るサイトhttp://www.2l.no/hires/ があり、ここから同じ音源のマルチビットflacだとかDSDとかをダウンロードして比較して聴いてみたのが、この音源だった。192K/24bit flacと5.6MHz DSDは、データの大きさがほぼ同じなのだが拙宅の環境では192K/24bit flacは鮮明でエッジを際立たせるように鳴り、5.6MHz DSDでは滑らかな質感でしなやかさが印象的な感じだった。いずれも、通常のCDよりもずっと高音質で再生出来た。好みで、全曲版の192K/24bit flacの方を買ったのだ。

世の中、ハイレゾは音が良いぞと声高に騒ぐ人と、人間の耳には20KHz以上は聴き取れないのだから、44.1K/16bitのCDとそれ以上のハイレゾは音質的に区別できないから、ハイレゾは詐欺商売であるという人まで居るのだが、年老いて15Kzの高域を聴き取ることが出来るかどうかの50歳代後半の私の耳にも、ハイレゾ音源はとても良い音に聴こえる。おまけに使っているスピーカーは古い30年前のもので、18KHzから上はダラ下がりで、ハイレゾ対応とは言えない代物で再生したのだから、ハイレゾが高音質なのは20KHz以上の超高域が出ているかどうかの違いではなくて、データとして6倍半の情報量の多さにより可聴帯域の質感が増し高品位になるからだと考える。

44.1Kだと5KHzのサンプリングは約8だが192Kだと38に及ぶ。滑らかなアナログ波形に戻すのにこれだけ情報量が異なれば音質も変わるだろうと思われる。そもそも、音楽信号は単純な正弦波ではなく複雑なピーク成分を含んだ波形なので、正弦波なら20KHzまで正しく再現出来るとは言っても音楽信号では44.1Kではサンプリング周波数は低すぎると思うし、量子化ビット数も大きければそれだけ細やかに音の大小を記録できる。

特に、ハイレゾで何の加工もされず一発録りされたクラシック音楽はCDにダウンコンバートされたものとそのままに近い状態でハイレゾで配信されたものは、差が大きいと思う。ハイレゾとCDで差がわかりにくいものは、電子音楽、打ち込み系、ヴォーカルが人工的にエコーをかけられたような加工まみれの音楽だ。こういったものはそもそも高品位な再生装置で聴かれる事を想定していないものが多いし、最初からハイレゾでなんて録音されていないものをアップコンバートしてハイレゾとして売っているものだったりする。そいういうものばかり聴いているのなら、ハイレゾの優位性は無いかも知れない。


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